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谷内（たにうち）
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 京都府京丹後市丹後町谷内京都府竹野郡丹後町谷内京都府竹野郡下宇川村谷内 |
谷内の概要《谷内の概要》 碇高原への登り口で、吉野川の流域谷間に上・中・下の三地区に分れ位置する、谷沿いのかなり細長い集落で、地名どおりのまさに谷内である。 谷内村は、江戸期～明治22年の村。はじめ宮津藩領、享保2年より幕府領。当初宇川村の枝郷、のち分村独立した。 明治元年久美浜県、同4年豊岡県を経て、同9年京都府に所属。同22年下宇川村の大字となる。 谷内は、明治22年～現在の大字名。はじめ下宇川村、昭和30年からは丹後町の大字。平成16年から京丹後市の大字。 《谷内の人口・世帯数》 61・23 《主な社寺など》 立岩神社『丹後国竹野郡誌』 〈  立岩神社 村社 字谷内マツナギ鎮座（神社明細帳） 祭神 岩筒男神 創立不詳、明治四年村社に列す、境内二十九坪、社殿桁行一間梁行五尺、氏子三十三戸あり  〉 『丹後町史』 〈 立岩神社 谷内マツナギ岩筒男神を祭る。明治四年村社となる。立岩神社は、上の谷内から山奥約二㎞の谷内川のほとりを登ったところにあったが、昭和三十三年に御神体だけを中の谷内(マツナギ)に遷した。 〉 曹洞宗城谷山宝珠寺 『丹後国竹野郡誌』 〈 寶珠寺 曹洞宗 智源寺末 字谷内小字馬繋（丹哥府志） 城谷山寶珠庵 曹洞宗 （同寺調文書） 本尊 薬師如来 由緒、元禄元年の頃禅雲龍と申す僧住持の際建立せり、其後文久三亥年田中寛道再建し代々看住を以て平村常徳寺兼務たり、然る處明治十三年十二月右常徳寺檀徒三十三戸離檀して當寺に属し、後椿谷覚音更に法地起立す、 堂宇（庫裡兼用）梁行三間桁行九間五尺、土蔵梁行一間半桁行二間、境内坪数百三十五坪、 財産田三反三畝十七歩、畑七畝十七歩 境内佛堂 庚申堂 本 尊 庚申梵天王、由続不詳 建物 梁行三尺桁行三尺 〉 『丹後町史』 〈 城谷山 宝珠寺 谷内小字馬繋 曹洞宗本尊、釈迦牟尼如来 元禄元年(一六八八)の頃、禅雲龍師が建立、明治十三年(一八八〇)十二月常徳寺から離檀して当寺に属した。檀家約三十五戸。 境内仏堂 庚申堂 本尊、庚申梵天王 〉 《交通》 《産業》 谷内の主な歴史記録『丹哥府志』 〈 ◎谷内村(久僧村より南へ入る)【八大荒神】(祭九月九日) 【城谷山宝殊庵】(曹洞宗) 【付録】(三宝荒神、立岩大明神、山の神、稲荷) 〉 谷内の小字一覧谷内（たにうち） 黒岩（くろいわ） 吉野（よしの） 白岩（しろいわ） 源ナ谷（げんなだに） 大下（おおした） 機ノ上（はたのうえ） 機ノ下（はたのした） 尾ノヘ（おのへ） 岩崎（いわさき） 前田（まえだ） 桑原（くわはら） 山崎（やまざき） 大向（おおむかい） シヨブ谷（しよぶだに） 落山（おとしやま） 引町（ひきまち） 南ケ谷（みなみがだに） 蛇谷（じゃだに） 北田（きただ） 大畑ケ（おおばたけ） 馬繋（こまつなぎ） 上川原（かみかわら） 三十八（みそはち） ヨコギ 高野坂（こうやざか） 弘化谷（こうかだに） 向ズ坂（むかいずざか） ヲク山（をくやま） フケノ上（ふけのうえ） 溝黒（みぞくろ） 丹京寺（たんきょうじ） 事（こと） 上山坂（かみやまさか） 藪ノ下（やぶのした） 竹ノ下（たけのした） 知ヱ畑ケ（ちえばたけ） 下垣（しもがき） 小神（こがみ） 段ノ下（だんのした） 段ノ上（だんのうえ） 小谷（こたに） 山花（やまはな） 大ナル（おおなる） 池町（いけまち） 石や谷（いしやだに） 蛇長（じゃなが） 向田（むかいだ） 出合（であい） 神内（じんない） 材木（ざいもく） シンズ坂（しんずざか） ブセン田（ぶせんだ） ノギヤ 知原（ともはら） 大舟（おおふね） ヨコハタ 立岩（たていわ） 松ケ下（みつがした） 枯木ケハナ（かれきがはな） シンズ 谷（たに） 森ノ下（もりのした） 清水（しみず） 上野（うえの） ミタノ上（みたのうえ） ウス谷（うすだに） 高野（こうや） 向ズ（むかいず） 向ズ谷（むかいずだに） 岩伏シ（いわぶし） カゴチヤ 宮ノ尾（みやのお） 上城ケ（かみがけ） 上城ケ地（かみがけち） 釜ケ谷（かまがだに） チエカリ 下坂（しもさか） 宅屋（たくや） ウスケ谷（うすがだに） 土落（つちおとし） 通リ谷（とおりだに） 足谷（あしだに） コンバ 平石（ひらいし） 湯口（ゆぐち） 水坪（みずつぼ） 嶽山（だけやま） 関連情報 |
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【参考文献】 『角川日本地名大辞典』 『京都府の地名』（平凡社） 『丹後資料叢書』各巻 『丹後町史』 その他たくさん |
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