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丹波の

室(むろ)
京都府福知山市室


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京都府福知山市室

京都府天田郡福知山町室

京都府天田郡下豊富村室

室の概要




《室の概要》

弘法川の上流、室山の北麓に位置する。洪積層台地上(標高80~100m)にある農業地域。
室村は、江戸期~明治22年の村。福知山藩領。正明寺村の枝村。当村は赤土、耕作に不向きで畑地が多いというが、稲刈りのコンバインが動いて稲田も見られる。しかし川はずっと下を流れているから水をどこから引くのか大変な所だと思われる。
このあたりの新田は天和年間に開発されたもので、「南郷新田」と呼ばれている。
国あげて、というか幕府あげての新田開発米増産策で、町の豪商の財力や技術を取り入れ進めたという。農業ツブシの今のどこかの政府とやらとは路線が違う。
川村長兵衛自画像→
(『福知山市史』より)

正明寺新田地図「正明寺新田地図」(『福知山市史』より)←

福知山藩主として朽木氏が入部以後、旧領地江州高島郡から川村氏を招き、その指導下に当村を含めた近隣六ヵ村の地に、というかそれら集落の堺目の空き地でただ草が生えるだけの地を、出石の甲田七右衛門・芦田久右衛門、福知山町の大久保藤右衛門によって新田開発が行われたという。


明治4年福知山県、豊岡県を経て、同9年京都府に所属。同16年正明寺村から分離した。同22年下豊富村の大字となる。
室は、明治22年~現在の大字。はじめ下豊富村、昭和11年福知山町、同12年からは福知山市の大字。

開拓地という感じの広い高い所で、陸自の実弾射撃場もある、米軍が利用したいとか、根性腐った属国のこととて、米軍の言うなりに使われるのであろうか。思うも情けない話である。

《室の人口・世帯数》 98・38


《主な社寺など》


《交通》


《産業》
奥池付近で、明治初年に銅が採掘されていたという。現在4、5ヵ所の坑口が残るという。

《姓氏》


室の主な歴史記録




伝説





室の小字一覧


室(ムロ)
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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『京都府の地名』(平凡社)
『丹波志』
『天田郡志資料』各巻
『福知山市史』各巻
その他たくさん



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