坂根正喜写真集
「心のふるさと 丹後 U」
発刊
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いよいよ出版です
何ぞ大事な物を見失ってはおりませんか−
ふるさとつぶしをしていませんか−
命よりもカネが大事か、死んでいまったらカネなどあってもどうにもなるまいが、これぞ某市市政の愚かさの申し分なしの頂点、全世界が泣いて笑うことであろう、愚かすぎるふるさと病院つぶしなどしておりませんか−
ふるさとをつぶすことは、日本をつぶすこと、地球をつぶすこと、そしてあなた自身もつぶすことです−
そんなことに気付かせてくれそう−
『心のふるさと丹後 U』がいよいよ出版。氏は私の師匠でございますので、別にムリして褒めるわけではありませんが、何か手前味噌みたいになったりしますが、正直なかなかのデキでございます。
言ってははばかりあろうかと存じますが、チト他は寄せ付けぬものと存ずる次第。誇りをもってお薦めいたします。
刷ったばかりのところを持ってきてくれましたので、まだ書店には並んでいないと存じますが、おいおい販売をされるとのこと、その際はどうかお求め下さい、(¥3800+税金)。今なら倉谷のブックアスカにあるそうです。
ネットでも買えるようになります、そうなれば、改めて案内いたします。
伴 とし子さんの序文 −抄−
伴とし子さんは、ご存知のように、郷土史講演会の講師などよくされていて、『網野の浦島伝説』『古代丹後王国はあった』『前ヤマトを創った大丹波王国』などの著作があります。ご専門は丹後古代史。もともとは網野の方です。
レンズの中に丹後の魂と祈りが
伴 とし子
…とくに、祭りの場面はそれが顕著に表れている。もしかしたら次の世代で失われてしまうのではないか、しかし、この祭りを継承してきた人々の熱い思いを決して忘れないでほしい、そんな思いでレンズをとおしたとき、レンズのなかには、もっと以前の原初ともいえる人々の祭りに寄せた魂のかけらまでが飛び込んできているのではないか。
自然をキャッチする目線も繊細にしてかつ雄大である。たぐいまれな鳴き砂を接写したとき、それは美辞麗句を何千字連ねたところで、この一枚の繊細な輝きが一瞬にして表現しっくしてしまう。
…
かつて日本の黎明期に、大和に先立つ王国として繁栄した大丹波(丹後)王国があったというのに、現代では、本州の中で新幹線の駅から最も遠い地方といわれ、やや辺境の地の感が否めない。しかし、その「遅れ」こそが「丹後」の二十一世紀の価値であり、遅れたからこそ、辺境であったからこそ、戦後惜しげもなく他の諸都市や近郊地方が失ってしまった伝統的日本の素晴らしさが残ったといえる。
だが、今、日本はもとより地球規模で失ってしまったものの価値を再認識する風潮がある。
丹後の古代は輝いていた。人々が物を分け合い助け合ってくらしてきた縄文時代があり、先進技術や玉や鉄を持ち、古代王国のなかでも極めて優れ日本をリードした時代があり、絹の文化は丹後ちりめんとして固有名詞を残した。美しい自然と伝統文化、そこに住まう心あたたかき人々。これらを、次代へとつなげたい。
坂根さんの写真からこうした祈りが私には聞こえてくる。決して、私たちが失ってはならない遺産、それを防波堤のように積み上げてくれた写真集だ。
丹後は熱い。坂根さんの想いは、とても熱い。
写真原稿サンプル
久美浜・河梨の十二灯。
こうした写真は氏の独断場。
傘松公園(天橋立)。
空撮も氏だけのもの、アルバムの3分1は空撮です。
師匠、「FMいかる」に出演
11月11日の夕方、FMいかるに生出演だそうです。
↑
パ−ソナリティは、あらきまり子さんで、23日、農協の夢彦フェアでの写真です。とメールをもらいました。あらきまり子さんは誰だったかは私は恥ずかしながら存じ上げないのですが、たぶんアナ嬢なのでは−
−だいぶに長いつぶやき−
「ふるさと」と言っても、ふるさと病院はつぶしくさる、しっかりと予算を充てて本当に守らねばならぬ「ふるさと」には何も手当てせず、何もせず、どうでもよい朽ち果てた戦争遺産には民意なしに何十億とつぎ込み、大事の戦争遺産をつぶす、どこぞの町のような大バカの好見本のような話も多い。これが悲しいかな情けないかな恥ずかしいかな日本の「ふるさと」の本当の現状なのかも。
病院つぶしは「ふるさとの人間」などはドシドシ殺してもよいとする巨悪のメッセージそのもので、これこそ本物のテロ、大量虐殺予備行為そのものの悪魔もビンさんとやらもブッシュとかも震える怖ろしく申し分なしに野蛮なものだが、テロ防止などいって海岸は金網だらけにしくるさクセに、セッセとこんな本物のテロ行為をしくさる。こんな大クソどもが高給を持って帰るのが今の日本の「ふるさと」の姿であるのかも。
「ふるさと」が美しく見るのは、「ふるさと」が人が生きていくにとって大事なものと気が付き、「ふるさと」の美しさに興味引かれるのは、たぶんその人の深い失意の中、絶望の淵に臨んでの時であろうか。たぶんそんな時がもっとも多いと思われる。何もないようなことでは何も見えないものてある。
人生いろいろで、そうした経験を持つ者は意外と「ふるさと」を大事にするのだが、そんな経験すらもない、トントン拍子の人生で、のぼせきった幼児そのままの、愚かで軽薄なクソ連中が「ふるさと」をつぶす。
「ふるさと」は、こうした調子でまだまだまだまだつぶされていくことであろう。
守る者は残念ながらあまりない。どこかの国が武力侵略し、属国化をはかるまでもなく、「ふるさと」は、愚かな自国民によって滅ぼされていく。何よりも警戒すべきはこうしたクソ連中であろうか。
クソどもに言ってもわかるまい、所詮はクソだから。氏はそうした魂の彷徨者なのであろうか、写真を見てるとそう思わされる。ここは、わかる者が守らなければ仕方ない、氏は己が体を楯にして、己がカメラを矛にして、「ふるさと」を守ろうと戦う戦士のように私には見える。及ばずながらも、ワシやるで、と。
関連情報
「伴とし子さんの講演」(坂根正喜氏出版記念行事)
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