丹後の地名 越前版

越前

二村(ふたむら)
福井県敦賀市二村


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福井県敦賀市二村

福井県敦賀郡松原村二村

二村の概要




《二村の概要》
名子に通じる道の途中、少し湾が入り込んだところに民家がある。道路脇に車を留めるスペースもないところである。二村浦・二浦ともいい、敦賀半島の東側の基部に位置し、西浦各所への入口にあたる。地名の由来は,人家が2戸のみ存したことによるらしいという。当地の南方に弁天崎がある。この崎の海中に雄島・雌島と称する2つの岩があり、これを弁天岩という。雄島に弁才天を祀っていることによる。これは171から見える。
中世の弐浦は、戦国期に見える浦名で、永正11年(1514)12月13日の朝倉教景判物案に、櫛川郷の百姓らが逃散したため、「島郷并弐浦」に逃げた者を帰住させるよう敦賀郡司が命じている。慶長国絵図では名子浦の一部となっている。
近世の二村は、江戸期~明治22年の村。はじめ福井藩領、寛永元年(1624)からは小浜藩領。西浦10か浦の1つ。享保12年の塩高12俵、家数3(うち高持2・無高1)・人数18。「雲浜鑑」では人数17。島手が課せられず、冬に船囲をする程度で、浦方としての特徴に乏しく、ほかの西浦9か浦とは性格を異にしていた。明治4年小浜県、以降敦賀県、滋賀県を経て、同14年福井県に所属。明治7年の戸数2。「滋賀県物産誌」によれば戸数3(全戸農)・人口15。同22年松原村の大字となる。
近代の二村は、明治22年~現在の大字名。はじめ松原村、昭和12年からは敦賀市の大字。明治24年の幅員は東西20間・南北18間、戸数4、人口は男9・女12、小舟4。


《二村の人口・世帯数》 


《二村の主な社寺など》

弁天崎

愛宕神社

『敦賀郡神社誌』
當區は二村浦又は二村と稱し、往時より戸数は二戸に制限したので、此の名があると云ふが今は三戸である。此の區の南方僅かにて辯天崎があり、此の崎の海中に大小二つの嚴頭がある。俗に是を雄島・雌島と稱へ、或は辨天岩とも云ふ。これ雄島には辨財天を祀るが故である。此の邊は海彎遠望を背景として、天然の美に恵まれた山水の風光は實に絶佳と云ふべく、敦賀名所の一に数へられてゐる。…。氏神愛宕神社の社殿は、近年甚だ荒廃せし折柄、暴風の爲め大破に及んだので直に縣社常宮神社に臨時合祀するの止むなきに至った。蓋し三戸の氏子にてこれが再建は覚束なきのみならず、將來の維持も到底困難なれば、合祀のまゝにおく外善後の方策とてなかるべく思はるゝ。氣比宮社記には『二村滿無社祭二土神-稱二地蔵一』とある。社域は區の南部にて三方田野に圍まれ、一方は雑木雑草の生ひ茂れる荒蕪地である。西方田野の間に通ずる細き山道を約一町を進めば、社殿は東北面して鎮座し給ふ。然し社傳は荒廃其の極に達し、全く神社としでの體裁を缺如し、恰も路傍に建てる荒れ果てた地蔵堂の感がある。
祭神 火皇大神
由緒 不詳
祭日 例祭 五月八日 (元舊六月二十四日) 秋祭 舊九月九日

『敦賀郡誌』
二村  櫛川の北に在り。二村浦或は二浦とも稱せり。往古より人家二戸のみなるが故に二村と稱すと云。山田のみなしほ〔山田正集〕に、つぬがの浦そひに二村の里とて、慶長のころよりたゝふたり住なす浦ありと見ゆ、此地は山田〔正秋〕氏の祖の開かし所なりと云ふ。されど慶長頃の事に非るなり。西福寺文書永正十一年十二月の朝倉教景の状に二浦と見ゆれば、永正以前の亊なり。されど今、其年代を詳にせず。 愛宕神社。 辯天崎に雄島雌島の二小島あり、雄島に辯才天を祀る。


《交通》


《産業》


《姓氏・人物》


二村の主な歴史記録




二村の伝説






二村の小字一覧

二村  浜田 殿屋敷 高屋敷 西山田 東山田 上ケ石 板坂ノ谷口 高畦 湯コウ毛 茶屋田 従弟 常宮谷 茨谷 深谷 高畦下 庄司谷 牛落し イラクリ 弁天 坂ノ谷 滝ケ谷 寺屋敷 上ケ石 生水谷 横畦 鳶巣 萱ケ崎 小屋谷殿山 西畑 大服谷 名子崎


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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『福井県の地名』(平凡社)
『敦賀郡誌』
『敦賀市史』各巻
その他たくさん



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