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丹波の

大畠(おおばたけ)
京都府綾部市大畠町


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京都府綾部市大畠町

京都府何鹿郡豊里村大畠

大畠の概要




《大畠の概要》
館の方からだと、赤国神社の北から西へ1キロばかり入った山あいの小さな盆地にある集落。須波伎山の南麓になる。南は以久田野台地に続く。

大畠村は、江戸期~明治22年の村。綾部藩領。栗村組9村の1つ。はじめ栗村の枝村、のち分村独立した。明治4年綾部県を経て京都府に所属。同22年以久田村の大字となる。
大畠は、明治22年~昭和30年の大字。はじめ以久田村、昭和24年豊里村、同30年からは綾部市の大字。同年大畠町となる。
大畠町は、昭和30年~現在の綾部市の町名。


《大畠の人口・世帯数》 131・45


《主な社寺など》
大畠古墳があり、出土品のボウ製鏡2面は京都国立博物館に保管されているという。大畠黒金窯趾や込山古墳群などがある。
大畠の銅鏡
字大畠で二個の銅鏡が発見されているが、この出土した古墳は現存していない。
二個共に漢式鏡であって、経三寸二分五厘、その一つは四獣鏡であって、鳥形とした獣四匹を著し、その間隙は疑銘帯、他は乳文鏡といい、三条の尾線を附せる八個の乳と主文様としている。
(『豊里村誌』)


曹洞宗大嶽山瑠璃寺


大嶽山瑠璃寺
所在 豊里村字大畠
本山 越前永平寺丹波久昌寺下寺
宗派 曹洞宗、本尊 十一面千手観音
縁起並伝説
安永三年の古記録が保存ざれているがそれによると、
丹波何鹿郡栗村庄大畠村
大嶽山瑠璃寺開闢伝記
大畠之城主大槻山城守遂重法各桂岳塞円大禅定門天正四丙子年十一月十二日逝去其嫡子大槻飛州大守法名称覚心宗清禅定門、為前山城守追芦十八年后文禄二己年大巌山瑠璃寺建立則拝諸円通十二世威雲宗虎大和尚為開山第一祖(後略)伝説として、本尊は九鬼侯の守り本尊であり、九鬼侯の諸法要に参加、又侯も来寺あつたという。
・薬師堂 薬子如来は、同じ楠木一本より作った三体の像を丹波三瑠璃寺に祭つたと伝う。(元は舞鶴吉田に中は大畠に末は氷上都小川村に)これは焼失して現存しない。
什物 特記すべきものなし。久我通久(侯爵)等の軸物あり。
何鹿郡三十三ケ所札所
 二十一番 るりの池 かげみんまでと思うかな 山しろ水にすます心を。
(『豊里村誌』)


丸山城
丸山城跡

大畠城
大畠城跡


《交通》


《産業》


《姓氏》


大畠の主な歴史記録




伝説







大畠の小字一覧


大畠町
黒金 薮ノ下 平林 岡倉谷 下畷 東谷田 西谷田 上リ戸 長通 寺尾 岡ノ段 池ノ内 池尻 小提 竹ケ谷 二十代 大山 丸山 森尾 城浦 一ノ丸 向日山

関連情報






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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『京都府の地名』(平凡社)
『何鹿郡誌』
『綾部市史』各巻
その他たくさん



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