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丹波の

旧・上豊富村(かみとよとみ)
京都府福知山市


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京都府福知山市。談・小牧・北山・樽水・畑中・石場・榎原

京都府天田郡上豊富村

旧・上豊富村の概要




《旧・上豊富村の概要》

明治22年~昭和24年の天田郡の自治体で、談・小牧・北山・樽水・畑中・石場・榎原の7か村が合併して成立した。旧村名を継承した7大字を編成。昭和24年福知山市の一部となり、村制時の7大字は福知山市の大字に継承された。
遺称としては上豊富小学校がある。
上豊富小学校
近くに案内板がある↓
上豊富案内板

《交通》



《産業》



旧・上豊富村の主な歴史記録


『丹波志』
茂正私ニ按ニ此谷筋ヲ豊富ト云 谷奥ニ百二十余年以前迄豊富村ト称村有リ 今分テ五ヶ村トナル 此辺拝師郷ナルヘシ 今ハ豊富郷ト云

『天田郡志資料』
上豊富村
小牧、談、北山、樽水、畑中、石場、榎原の旧七村を合併して上豊富村と称す。
(沿革)町村制実施以前には談村に戸長役場ありて畑中以下五ヶ村の行政を司り、榎原、石場は拝師戸長役場管掌せり。尚其以前は七ケ村各別々なりき、明治廿二年町村制の実施に際し前記の通り併合、始め石場の民家を役場に後、畑中の民家に移りしが狭隘にして執務に差支ふるを以て明治廿九年、現在の畑中に建築し後昭和八年十一月改築して現在に及ぶ
歴代村長

(位置境界)本村は郡の稍西南端に位し、福知山町を距る西南二里 (面積) 凡二、四平方里佐治街道に浴ひ、東は下豊富村西は下役久野村、南は兵庫県氷上郡、北は金谷村、及上川口村に接す。(地勢)本村は稍東西に長く、四方は山岳囲繞し中央に府道の貫通するありて、但馬、播磨に通ずれども、東方、福知山に通ずるの外は何れも険はしき山路を登らざるべからず、西北には直立千七百尺の烏帽子ヶ岳あり、其他、東光山、瀧山の諸山屹立す。小牧川、榎原川は此等の谿谷に発源し、全村を東に流れ、和久川となる。されど其沿岸は何れも肥沃にして艮田相連り米産豊富なること、其名に背かず、米質亦郡中に冠たり、所謂豊富米の本場なり、往古、大嘗会の斎田となり、近くは大正十一年、新春祭御供米を献納せり。…


伝説






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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『京都府の地名』(平凡社)
『丹波志』
『天田郡志資料』各巻
『福知山市史』各巻
その他たくさん



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