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旧・三岳村(みたけ)
京都府福知山市


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京都府福知山市上佐々木・中佐々木・下佐々木・日尾・喜多・常願寺・一ノ宮

京都府天田郡三岳村


旧・三岳村の概要




《旧・三岳村の概要》

三岳村(福知山市内)は明治22年~昭和30年の自治体。上佐々木・中佐々木・下佐々木・日尾・喜多・常願寺・一ノ宮の7か村が合併して成立し、旧村名を継承した7大字を編成した。
昭和30年福知山市の一部となり、村制時の7大字は福知山市の大字に継承された。

《産業》
特産としては薪炭・串柿、第2次大戦後はワサビ・キュウリの抑制栽培が行われたという。

旧・三岳村の主な歴史記録


三岳村
一、成願寺村 支 新宮 高三百廿四石二斗   綾部領
  古寺址ありといへど由緒伝はらず、
二、日ノ尾 村 支 一ノ宮 高 千十一石四升  綾部領
  中古、分ちて村といふ.元緑には日ノ尾村と出づ、
三、一ノ宮村 支 戸倉   高 四百八十六石一斗(日ノ尾村に越高あり)  九鬼十郎左ェ門領
  本村
四、日ノ尾村  
  高 二百九石六斗 内 百七十五石七斗   綾部領
    三十三石九斗             九鬼十郎左ヱ門領
 一ノ宮より夜久郷、畑村へ越ゆる峠を笹波峠といふ、東より西へ越ゆ、即ち龍ヶ城の北なり、上り凡廿丁下り凡十丁、畑村 の内小畑に出づ、
五 上佐々木村、小野原といふ、  高 九百九十九石九斗三升四合  保科越前寺領
 本村の高の内、四百廿八石二斗余は中佐々木分なり、佐々木は本は三個と云、即ち上、中、下往々木なり、但馬国、久畑市
場村まで、一里十四町三十間牛馬通ず、但し登尾峠国境迄、廿四丁四十間、叉、丹後国西谷村迄、廿八丁牛馬可通、但し神宮寺峠国境まで十六丁、
日尾、常願寺、一ノ宮、下佐々木、中佐々木、上佐々木、喜多の旧七ヶ村より成る、郡中最高の海抜二千八百五十尺の三岳山麓の村にして字一ノ宮は村の中心地、学校、役場、皆此所に在り。山陰街道上川口村より右折して本村に至る所謂出石街道なれども今は只乗合自動車の往復あるのみ。
(『天田郡志資料』)




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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『京都府の地名』(平凡社)
『丹波志』
『福知山市史』各巻
その他たくさん



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