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下新(しもしん)
京都府福知山市下新


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京都府福知山市下新

京都府天田郡福知山町下新

下新の概要




《下新の概要》
福知山鉄道館「ポッポランド」があるアーケード街(広小路側より)↓
この両側町。かつては繁華街、賑わう商店街だったが、今は人が通らない、この日だけではない、いつもいつもシャッター通りのようである。
下新(福知山市)

下新町は、江戸期~明治22年の町名。明治初年~22年は福知山を冠称。江戸期は福知山城下15か町の1つ。南は職人町通(次の交差点)の数軒南から、北は広小路あたりまでの南北の町並み。
有馬豊氏時代の絵図には、職人町通から下魚屋町通(広小路)までを下新町と記している。稲葉紀通時代の絵図では新町下ノ町と書く。上新町も含めた新町筋は大店問屋街の東・西長町とは異なり大小の小売商が軒を連ねてにぎわっていた。長町筋と新町筋の雰囲気の違いを、福知山町づくしは「大振袖の長町や」「花の新町花娘」と対比している。
明治4年福知山県、豊岡県を経て、同9年京都府に所属。同22年福知山町の大字となる。
下新は、明治22年~現在の大字名。はじめ福知山町、昭和12年からは福知山市の大字。


《下新の人口・世帯数》 65・25


《主な社寺など》

福知山鉄道館ポッポランド
ポッポランド(福知山市)
アーケードを少し入った所にある。百貨店や銀行として使われた建物らしいが、地元新町商店街事業協同組合により1998年(平成10年)に設立されたという。
二号館があって、ここには本物のSLが展示されている。
ポッポランド(二号館)


ポッポランド(福知山市)
レトロというのか、古き良きなつかしき時代の鉄道の展示という感じ。といってもワタシよりだいぶに年上でなければなつかしくはないだろう、別世界の感じかも知れない。ワタシの場合は二十歳くらいまではまだたまにはSLが走っていて、展示されているC5856号にも乗せてもらっていたかもしれないのだが、それでも別になつかしいという気はない。
福知山、鉄道と言えば、先の「福知山線事故」を思い起こしてしまう(事故は尼崎市で発生し、当市とは関係はないが、しかし「JR福知山線」と当市の名で呼ばれており、無視するわけにもいくまいし、鉄道の町と自負するなら地下へ埋めてしまうわけにもいくまい)が、今ではモウケ第一、そのためには人命などはどうでもよい、の観念が潜在的に支配していて、こうしたのんびり何となくユメあるたのしい雰囲気はもうまったくない。民営化すれば運賃は安くなり、サービスは向上します、などとネゴトを言っていたが、駅員はドンドンいなくして、ミスすれば、教育という名の懲罰、赤字線の駅は無人化、鉄道そのものもめくってしまい廃線です。とんでもない事故まで起こしてしまい責任は誰も取らない。アタシャ知れません、おとがめなしです、こんなクソがシャニムに進めてきて、この時代の雰囲気は今はもうない。ドナタ様のための「ヤシ改革」「インチキ民営化」であったのであろうか。
スピードを出して突っ走るだけのブーキレス社会、それにひそむ危険は軽視してしまう。遅れれば処罰されるとアクセルを踏み込む運転員、「ブレーキのない電車」に乗っているのはワレラ、メデタイ国民かも知れない。行け行けどんどん行け!と。
こうした企業風土というか国家風土でよいのか。よいわけない、しかしヨシとしてワレラもこのブレーキレス電車に乗っている。一秒先に待ち受ける悲劇も知らずに。あの事故では百余名の犠牲が出たが、まだまだまだ犠牲者が出るのかも知れない。
本当に進歩に向けて突っ走っているのならともかくも、実際は停滞し、反対の方向へ後退している、気だけが焦っているだけのもの。いやちょっとは進歩したと言われるかも知れない、そうだろうか、金持ちだけがよくなったのでないか、この通りをみればわかろう。
事業の原点に立ち返り、鉄道は誰のためのものか、事業は何のためのものか、どうあるべきものかと、ここで考えてみるのもいいかも知れない。一枚くらいは写真くらいはあってもよいかも知れない。


《交通》


《産業》


《姓氏》


下新の主な歴史記録



伝説






下新の小字一覧



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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『京都府の地名』(平凡社)
『丹波志』
『天田郡志資料』各巻
『福知山市史』各巻
その他たくさん



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