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旧・上和知村(かみわち)
京都府船井郡京丹波町中山・升谷・市場・大倉・篠原・大迫・塩谷・長瀬・上乙見・下乙見・西河内・下粟野・細谷・上粟野・仏主


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京都府船井郡京丹波町中山・升谷・市場・大倉・篠原・大迫・塩谷・長瀬・上乙見・下乙見・西河内・下粟野・細谷・上粟野・仏主

京都府船井郡和知町中山・升谷・市場・大倉・篠原・大迫・塩谷・長瀬・上乙見・下乙見・西河内・下粟野・細谷・上粟野・仏主

京都府船井郡上和知村

旧・上和知村の概要




《旧・上和知村の概要》
上和知村は、明治22年~昭和30年の船井郡の自治体。中山・升谷・市場・大倉・篠原・大迫・塩谷・長瀬・上乙見・下乙見・西河内・下粟野・細谷・上粟野・仏主の15ヶ村が合併して成立し、旧村名を継承した15大字を編成。村役場を篠原に設置した。
船井郡の最北端に位置し、北は何鹿郡、東は北桑田郡と接する。北桑田郡に発する由良川が深い渓谷を刻んで南東部を流れ、西流して下和知村に入る。北部の長老ヶ岳を源とする上和知川が北部を貫流して由良川に合流。また南からは高屋川が北流して由良川に合流する。これらの河川の河岸段丘にわずかな平地が開けているが大部分は山林地帯。ほぼ中世の和智上荘の地域にあたる。昭和30年和知町の一部となる。



旧・上和知村の主な歴史記録


『船井郡誌』には、
上和知村
一、沿革 古の郷名詳ならす、或はいふ皷打郷の一部なるべし。中世和知庄と稱し、承久の亂後北條氏が新補地領を置きたる所なり。(官軍將士の所領を沒收して東軍戦功の將士に分與し新に地頭に補したるを新補地領といふ)嘉禎四年七月三日の下文に
 丹波國和智庄地領職事承久四年三月二十四日御下文之旨片山右馬之丞廣忠可令領知状如件
とあり。後分れて上下二莊となる。今、中山、升谷、市場、大倉、篠原、大迫、鹽谷、長瀬、上乙見、下乙見、西河内、下粟野、細谷、上粟野、佛主の十五大字あり。徳川時代には全部園部藩の所領たり、廢藩後園部縣に屬し、明治四年十一月京都府の所轄となれり。五年五月行政區劃を定むるや、船井郡第十五區に屬し、下和知村と一區をなし、九年九月行政區劃の改正に件ひ、船井郡第六區となる。二十二年四月町村制実施に際し前記十五箇村を合せて一村とし、上和知村と稱するに至れり。





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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『京都府の地名』(平凡社)
『船井郡誌』
『和知町誌』各巻
その他たくさん



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