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丹波の

坂井(さかい)
京都府船井郡京丹波町坂井


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京都府船井郡京丹波町坂井

京都府船井郡瑞穂町坂井

京都府船井郡瑞穂村坂井


坂井の概要




《坂井の概要》
阪井とも書く。国道9号沿いの「坂井バス停」があるあたり。国道に並行して井尻川が西流する。

坂井村は、江戸期~明治22年の村。旗本柴田氏知行地。明治元年久美浜県、同4年豊岡県を経て京都府に所属。同22年梅田村の大字となる。
阪井は、明治22年~現在の大字名。はじめ梅田村、昭和26年瑞穂村、同30年からは瑞穂町の大字、平成17年からは京丹波町の大字。


《坂井の人口・世帯数》 29・14


《坂井の主な社寺など》

熊野神社

国道9号沿いにある。本殿は鳥居の上くらいの所にある。
創建については明らかでないが、紀州熊野より勧請したとされる。延宝六年(一六七八)の坂井村検地帳(「船井郡神社誌」所引)に除地分として、「雑木山二町六反歩氏神境内」とあり、また当社の棟札には、「正徳三年癸巳七月廿日新林御払下御社造立所也、但御本山続西分之分御新之払、丹州船井郡須知郷山之内庄坂井村氏子敬白」と記す。
『梅田村史』
熊野神社   字坂井小字宮ノ下に鎮座
 祭神 伊邪那美神、早玉之男神、事解之男神
 当神社の楝札に、「正徳三年癸己七月廿日新林御払下御社造立所也、但御本山続西之分御新林之払、丹洲船井郡須知郷山之内庄坂井村氏子敬白」と記されている。遷宮などについては詳かでないが、紀州熊野より若一王権現として奉祀したとの伝説が残っている。


このあたりまでが須知郷、山内庄。正徳3年は1713年。


曹洞宗観音寺

国道9号「坂井バス停」から見る坂井の集落と観音寺。
一番高い所にあるのが観音寺のよう、フェンスが張ってあって近くまでは行けなかった。
『梅田村史』
観音寺
寺号 観音寺              所在 字坂井
宗派 禅宗 曹洞宗 永平寺派   本寺 曹洞宗派
住職 西方寺住職小川義道兼務   仏堂 本堂
柤徒 十三戸
古くから無住であり、西方寺住職が兼務していたらしい。開創、開基、由緒等も不明である。



城山





《交通》


《産業》


《姓氏・人物》


坂井の主な歴史記録




坂井の伝説








坂井の小字一覧


坂井(さかい)
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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『京都府の地名』(平凡社)
『船井郡誌』
その他たくさん



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