丹後の地名 若狭版

若狭

生守(いごもり)
福井県小浜市生守


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福井県小浜市生守

福井県遠敷郡今富村生守




生守の概要




《生守の概要》
南川下流右岸に位置する。多田ヶ岳から北へ延びる枝峰の山麓。生守団地がある。多田との境に3基の古墳がある。
中世の生守村は、戦国期に見える村。文明7年3月19日の妙楽寺寄進札に「願主生守忠四郎」とあり、延徳3年2月10日の有景下地売券には「生守村左衛門有景」と見える。天文5年以降妙楽寺が名主職を有した常満保地蔵丸名や、同12年より同じく妙楽寺が3反240歩を得た柄在家名の坪付に生守の田地が散見され生守村が富田郷に属していたことが知られる。佐伎治神社所蔵大般若経310巻の永正2年9月22日付奥書にも「生守村」と見える。
近世の生守村は、江戸期~明治22年の村。小浜藩領。「雲浜鑑」によれば家数40 ・ 人数202。明治4年小浜県、以降敦賀県、滋賀県を経て、同14年福井県に所属。同22年今富村の大字となる。
生守は、明治22年~現在の大字名。はじめ今富村、昭和26年からは小浜市の大字。明治24年の幅員は東西5町余・南北2町余、戸数41、人口は男108 ・ 女89。昭和50年代から地域開発が進められ市街地に近接することから人口が急増した。


《生守の人口・世帯数》 1886・686


《生守の主な社寺など》

若宮八幡神社

舞鶴若狭道の今富トンネルのすぐそば。元々ここにあったものか?境内はみんなピカピカである。
『遠敷郡誌』
八幡神社 村社にして同村生守字向山にあり、元若宮八幡宮と稱す、祭神は応神天皇にして承久二年創立と傳ふ。


曹洞宗生守山洞源寺

『今富村誌』
洞源寺 (生守にあり)
洞源寺は曹洞宗の一禅刹なり。もと天台宗にして今を去る六百七十六年前仁治二年壽仙法師の開基なりしが、二百餘年の後寶?元年秀梅和尚轉派創建寛永五年珍和和尚に至り法地を開闢す。本堂は享保年間の再建にして土地高燥亦一の仙境たり。古書に『洞源寺は生守村に在り故に生守山と號す薬師の像を安んじ以て本尊となす東堂位の僧茲に住す同村西福寺野代村寶蔵寺湯岡村寶積寺は皆洞源寺の末寺なり』と


『遠敷郡誌』
洞源寺 曹洞宗常在院来にして本尊は釋迦如来なり、同村生守字稲荷前に在り、境内佛堂に禪堂あり、本尊は薬師如来なり。



《交通》


《産業》


《姓氏・人物》


生守の主な歴史記録


『今富村誌』
生守區
生守は木崎区の南にあり(里人「いもこり」と云ふ蓋しい(き)こもりの転訛ならん)戸数三十六、人口百九十八、田畑山林を合して六十六町歩舊時の草高五百五石九斗五升三合、戸数に比して本村第一とす八幡神社は承久二年の勧請にして神楽殿長床あり。もと民家所在地の西にありしを今の所に移せりと。或書に『若宮八幡は生守村にあり産神たり二月十九日は祭日にして神事の能あり』と
寺あり洞源寺といふ曹洞宗なり。境内一小祠あり三島稲荷大明神といふ。尚西福寺といふものありしも今はなし
郡縣誌に「生守村此村中に東條落條の號あり』と、今誤りてひがしよおちよといふ
びがしよの中央に地蔵堂あり。毎年地蔵祭當日堂前に於て盆踊をなす
洞源寺境内に招魂碑あり。本區の人松宮久三郎氏臺灣守備服役中同地にありて病歿するや松宮助之丞、水口市助、堀田幸蔵、藤田忠助、松宮助太郎、河島長太郎等諸氏の唱道により遂に明治三十五年本區の建設にかゝる、以後本區民にして兵役に服し國家の難に殉したるものゝ靈魂を吊せんとす。題字は當時の第九師団長寺内中将の書なり。裏面に左記の文字を彫す
 故陸軍歩兵松宮久三郎君明治三十四年五月二十六日台灣林紀補ニ於テ歿
 故陸軍歩兵藤田忠助君日露戦役明治三十七年九月三日於遼陽戦死

生守の伝説






生守の小字一覧


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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『福井県の地名』(平凡社)
『遠敷郡誌』
『小浜市史』各巻
その他たくさん



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