丹後の地名 若狭版

若狭

池河内(いけのこうち)
福井県小浜市池河内


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福井県小浜市池河内

福井県遠敷郡松永村池河内

池河内の概要




《池河内の概要》
松永川上流域谷間の山村。松永谷の一番奥の集落。池河原とも称したという。山が両側から迫り、平らな所はほとんどない。最奥の谷間の集落としては荒れた様子はなく、落ち着いたたたずまいの集落である。平家の落武者が開いたとの伝承がある。林道を南進して麻生坂を越えると滋賀県朽木村に通じる。
池河内は、戦国期から見える地名で、文亀2年(1502)3月24日の明通寺への如法経料寄進札に「池河内彦大夫」とあるのが初見。それ以降池河内百姓による明通寺への如法経料の寄進は、天正18年まで13例を確認でき、永享8年11月14日の源内大夫如法経銭寄進札に見える「源内大夫」は、大永2年・天文4年に見える「池河内源内大夫」と思われ、室町期から集落のあったことが想定できるという。「源内大夫」の寄進は3例と最も多く、現在も源内田という地名が現地にあることから、「源内大夫」が当地の有力者の一人であったかと思われる。他の寄進者として「四郎大夫」「馬大夫」「広畑」「田中」の名前が見えるが現在も当地の地名として確認される。
近世の池河内村は、江戸期~明治22年の村。小浜藩領。「雲浜鑑」によれば、家数82・人数412。村内に広大な山林を持ち、杣役として他の村々と関係を保っていた。
山村で石高が少ない割には戸数が多く、その生計はほとんど林業によってまかなっていたものと思われる。正保郷帳によれば松永谷諸村のうち最も石高は少ない。その割に家数は多く、文化7年(1810)12月の六ケ村出入ニ付一札には惣中74人が記され、明治2年12月の村方歎願書には「村家数も多、渡世ニ甚難義可仕場所ニ而、山家之事故外ニ弄方も無之、往昔より炭焼業第一ニ相弄、年々恐多御収納太切ニ相勤」とあって、主たる生業は炭焼であった。江戸期を通して藩の杣役を勤め夫役御免となっていたが、慶応4年(1868)頃「当時世上不穏ニ付」多額の夫役賃銀割当がかかり、村方は免除の願状を出しており、葛の根を掘って渡世の助けとし、飯米すら購入しなければならなかった、という。明治4年小浜県、以降敦賀県、滋賀県を経て、同14年福井県に所属。同22年松永村の大字となる。
池河内は、明治22年~現在の大字名。はじめ松永村、昭和26年からは小浜市の大字。明治24年の幅員は東西5町余・南北3町、戸数69、人口は男169 ・ 女175。


《池河内の人口・世帯数》 124・40


《池河内の主な社寺など》

広嶺神社

集落の一番奥に鎮座。玉泉寺の川向かいである。境内社として八幡神社・愛宕神社・稲荷神社がある。
『遠敷郡誌』
廣嶺神社 村社にして松永村池河内字宮ノ河原にあり、祭神素盞鳴尊なり。


曹洞宗玉泉寺

万治元年(1658)開山の曹洞宗宝泉寺。弘化3年(1846)焼失し同5年再建したという。
『遠敷郡誌』
寳泉寺 曹洞宗永平寺末にして本尊は地蔵尊なり、同村池河内字苔谷に在り。


《交通》


《産業》


《姓氏・人物》


池河内の主な歴史記録




池河内の伝説






池河内の小字一覧


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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『福井県の地名』(平凡社)
『遠敷郡誌』
『小浜市史』各巻
その他たくさん



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