丹後の地名 若狭版

若狭

四分一(しぶいち)
福井県小浜市四分一


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福井県小浜市四分一

福井県遠敷郡松永村四分一

四分一の概要




《四分一の概要》
松永川の上野橋から紅梅橋間の右岸に集中立地する。また松永川右岸沿いに県道23号(小浜朽木高島線)が走る。四分市とも書いた。口伝によれば、当地は三分一から分村した地で、かつては現集落の南東にあたる紅梅谷にあったという。
中世の四分一は、戦国期に見える地名。永正3年(1506)9月14日の明通寺寄進札に「四分一 孫右衛門」とあるのが初見。はじめは集落名というより、収納単位であったと思われる。元亀3年(1572)の明通寺寄進札には「松永庄四分一」とあり松永荘内に含まれていたことが知られ、天正11年(1583)の同寄進札には「四分一村」とある。
近世の四分一村は、江戸期~明治22年の村。小浜藩領。「雲浜鑑」によれば、家数47、集落は向町(むかんじょ)・中町(なかんじょ)・河原町(かわらんじょ)の3区によって形成されている。享和年間から江戸末期まで8回もの大火に遭い、当村全域にわたって大きな被害を受けたと伝えられる。明治4年小浜県、以降敦賀県、滋賀県を経て、同14年福井県に所属。同22年松永村の大字となる。
四分一は、明治22年~現在の大字名。はじめ松永村、昭和26年からは小浜市の大字。明治24年の幅員は東西2町余・南北1町余、戸数37、人口は男95・女87。


《四分一の人口・世帯数》 116・35


《四分一の主な社寺など》

古墳
集落北西の山上に四分一山古墳群があり、古墳後期のものと思われる円墳が3基確認されている。

紅梅彦姫神社(こうばいひこひめじんじゃ)

集落の対岸の山の中、三分一との境になる、参道が閉じられていた。この奥のようである。四分一の故地だという、当集落の祖神だろうか。江戸期まで三分一に属していたが、明治初期から当地に属するようになったという。享禄5年(1532)の神名帳写に「従三位紅梅彦明神、紅梅姫明神」とみえる。その後彦神社は姫神社に合祀されたよう。字名に奥・中・下紅梅谷が残る。
『遠敷郡誌』
紅梅彦姫神社 村社にして元紅梅姫明神と稱す、祭神不詳にして同村四分一字紅梅谷にあり、神階記に從三位とあり。.


曹洞宗瑞光山法雲寺

集落の中程の北側山裾にある、道端に「中風寺」と書かれた案内板がある。本尊は松永保地頭惟宗氏の守本尊と伝える延命地蔵菩薩。当初は草堂であったが、寛文4年(1664)玄休が堂宇を建立したという。明和元年(1764)当寺の玄鳳が霊夢を感じ、以来6月1日の払暁に中風除けの呪式を行うと伝える。味噌摺鉢の底に艾を載せて火をつけ、住職が真言陀羅尼経を唱えて捧げ持ち、その下をくぐると中風病を払うことができるといい、丹後・近江・越前など隣国の信者が多いという。通称摺鉢灸といい現在は6月30日ー7月1日にかけて行われるそう。
『遠敷郡誌』
法雲寺 曹洞宗正明寺末にして本尊は地蔵尊なり、同村四分一字下山に在り、本尊は當地茶臼山城主多伊良氏の守本尊と傳ふ、寛文四年僧玄林此寺を再興して本尊となす、境内佛堂に阿彌陀堂あり。


《交通》


《産業》


《姓氏・人物》


四分一の主な歴史記録




四分一の伝説





四分一の小字一覧


四分一  上赤坂 国分縄手 境ノ手 新保田 横田 横田前 上萱 乙姫 穴田 猿橋 森間 小清水 八束 南縄手 高柳 西縄手下 旅所 上高柳 中穴田 向清水 大清水 上河原 土泥池 三反田 松山 下茂谷 茂谷 椿清水 松塚 鷺塚 宮前 下小清水 中河原 宮ノ上 辻ノ下 杉ノ尾 曲途 下八幡田 辻前 辻上 山鼻 堀 楠橋 黒下 村下 安河原 村前 村中 下山 堂ノ谷 村上 二ノ谷 上山 腰宮 間藤原 寺河原 三ノ谷 上三ノ谷 下三ノ田 高畑 中三ノ田 戸ノ河原 五反田 下紅梅谷 上河原崎 八陣 森中 天神ノ下 天神前 宝万寺 上口 天馬野 奥楠谷 楠合 漆谷 口楠谷 焼山 美農合 中杠梅谷 奥紅梅谷 戸芝 吹河原 下口谷 茶白越 条ケ谷 宮ケ谷 楠林 奥上山 狐谷 高畑

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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『福井県の地名』(平凡社)
『遠敷郡誌』
『小浜市史』各巻
その他たくさん



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