丹後の地名 若狭版

若狭

今寺(いまでら)
福井県大飯郡高浜町今寺


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福井県大飯郡高浜町今寺

福井県大飯郡青郷村今寺






今寺の概要




《今寺の概要》

青葉山の南西中腹の高地に広がる農村地域。松尾寺への参道が中央を東西に通る。跋覚上人が松尾寺から引越して建立した今林寺があったといい、それが村名となったものか。
今寺村は、江戸期~明治22年の村。小浜藩領。明治4年小浜県、以降敦賀県、滋賀県を経て、同14年福井県に所属。同22年青郷村の大字となる。
今寺は、明治22年~現在の大字名。はじめ青郷村、昭和30年からは高浜町の大字。明治24年の幅員は東西2町・南北1町、戸数14、人口は男47 ・ 女48。


《今寺の人口・世帯数》 27・12


《今寺の主な社寺など》

熊野神社

熊野権現社は、「若州管内社寺由緒記」によれば、熊野権現の御神体は阿弥陀、もとは跋覚上人が松尾寺から引越して建立した今林寺の鎮守で、今林寺はすでに大破という。当社の隣に、お寺かなぁという感じの建物があるが、これがそれかも…

青葉神社
青葉山の西峰の頂上にある社。
『高浜町誌』
青葉神社 伊弉諾尊
菊理比メ尊
今寺
字宮ノ上
一三〇坪
一一戸
今寺
一〇月一七日 社殿、拝殿    

『大飯郡誌』
同(村社) 青葉神社 同(祭神)伊弉諾尊菊理比メ尊 今寺字青葉に在り 社地百三十坪 信徒十五人 社殿六尺九尺明治二十年成 拜殿
 由緒〔明細帳〕青葉山に鎮座す故に青葉神社と號す當山は一山二峯共に一體にして其由緒は高野青葉神社に同じ…一乗寺(今の中山寺)より奉仕候處中古長元三年比より松尾寺へ奉仕依頼し來り…堂建…故明治十一年十一月二十五日堂宇取除…(同二十一年八月兩殿新建)

松尾寺から登ると頂上に大きな岩があるが、そこに祀られている。
何度も写真には写しているが、昔のことなので失われたか、あるいはフィルム時代だったのか、写真が見当たらない。これを参照西青葉神社


今林寺



《交通》
熊野神社の前の道は青葉山登山道。そこにこんな標石が。
クマ五郎は見なかったが、サルはいっぱいいる。

《産業》


《姓氏・人物》


今寺の主な歴史記録




今寺の伝説










今寺の小字一覧


今寺
行谷(ゆきだに) 宮ノ上(みやのかみ) 鹿畑(しかはたけ) 奥ノ坊(おくのぼう) 東地(ひがしじ) 東畑(ひがしはた) 堂地(どうち) 西地(にしじ) 円年田(えんねんだ) 鳥居ヶ岡(とりいがおか) 岡田(おかだ) 西ヶ岡(にしのおか) 谷田(たんだ) 坊別田(ぼうべつだ) 上坂田(かみさかだ) 下坂田(しもさかだ) 手洗(てあらい) 東ノ坊田(ひがしのぼうだ) 百町(ひゃくまち) 石橋(いしばし) 上鳥居林(かみとりゐはやし) 下鳥居林(しもとりゐはやし) 上落谷(かみおちだに) 松木田(まつきだ) 小松田(こまつだ) 下角田(しもすみだ) 中角田(なかすみだ) 上角田(かみすみだ) 赤ハゲ(あかはげ) 仲ノ佐幸(なかのさこ) 杉田和(すぎたわ) 下東落谷(しもひがしたに) 鳥居ヶ壇(とりゐがだん) 上畑(かみはたけ) 青葉山(あをばやま)

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【参考文献】
『角川日本地名大辞典』
『福井県の地名』(平凡社)
『大飯郡誌』
『高浜町誌』
その他たくさん



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