成生岬(なりゅうざき・なりうざき)
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
《成生崎の概要》 成生崎は舞鶴市の東北端、若狭湾に突出する岬。大浦半島の一部。全半島が花崗岩。 昭和11年には、岬の先端部に海軍防備隊の官舎と防空砲台が設置された。コンクリートとレンガ造りという。連合軍艦載機との交戦の記録が残る。 ↑いずれも見にくいかと思うが、旧時代の電線や碍子、波打ち際に朽ちたコンクリート製の波止場らしきもの。この時代の遺物か? 現在も旧海軍以来の灯台が使用されている。 東岸部にはブリの回游の好漁道があり、大敷網が設置される。 ↓成生岬の先端(西側より)(灯台があるが、この写真では見にくい。) ↓東側より ↓奈島と背後は毛島 ↓成生岬黒地湾(北湾):上陸適地はない。 この付近は府最初の指定という「魚付林」で、海から何メートルかは決して伐ってはならない、森は海の恋人だそう。魚付林とはすなわち人付林で、森は人間にとっても恋人。すぐ木を伐ってコンクリで固めたがる者が多いのだが、自分の首を切るような愚かな話、自分の首を切ってから木を伐ってくれ。 ↓市天然記念物:スダジイの巨木
《丹哥府志》 〈 (倉内の北、出図) 丹後より若州へ渡る凡十七、八里、其間の一大見崎なり。 〉 《地名辞書》 〈 成生岬。田井野原の北、海中に突出凡五十町、其極端は岩崖角を成す、伊根浦の亀島と相対して、丹後海湾の東角にあたる、成生岬の東傍数百間を隔て、 補〔成生岬〕加佐郡○地誌提要、成生村の東北端、突出凡三十町、○ |
資料編のトップへ 丹後の地名へ 資料編の索引
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成生 田井 大山 野原 東大浦村 大浦半島 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Link Free Copyright © 2007-2010 Kiichi Saito (kiitisaito@gmail.com) All Rights Reserved |