もんじゅ高速増殖炉
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「もんじゅ」所在地の白木は敦賀市で、ここから東は若狭でなく、越前になる。 この先には新型転換炉「ふげん」(廃炉中)と敦賀原発1号機(沸騰水型で、築44年の超老朽原発。福島と同じマークT型で、設計者が欠陥炉と呼んでいる、原発作業員もほかとは比べものにならないほど被曝量が多く危険なため行きたがらんといい、管理もええかげで、汚染水垂れ流しや隠しもやってきている、また古い炉は耐震性も問題で、当地のような巨大断層の巣の上なら3000ガル以上とか求められようが、そうした耐震工事は莫大なゼニがかかるし1号機はもう寿命もない、ビルなどもそうだが舞鶴市民会館など築45年程度のものがたくさんあるが、今の耐震基準を満たしておらず壊すしかない寿命である、それか築百年の赤れんが倉庫のようにアホほども税金を放り込んで一から補強するしかない、これは市民の血税をそうしたことにほかすのを何とも感じもしない経済感覚カケラすらない平和感覚ワズカすらない世界の目がわからない人の道のわからないアホ市長ならびにバカ議員どもばかりだからできること、情けない物笑いのある意味ではいかにも舞鶴人らしいアイデンティティと知性のあまりの軽さの象徴物、そうした生活が地についてない連中に言わせれば市民のホコリだそうだが、市民病院を潰してしまったほうけた自治体だからこそのものだが、民間ではそうはいかず古い炉はがめつい電力会社すらひそかに廃炉を考えているような感じがある) 、2号機(加圧水型、116万キロワット、活断層が直下を160本も通るそうで、廃炉になる可能性大)があるが、敦賀1、2号機ダメ、東海第2も動かせない、3、4号機(153万キロワット×2)増設など、大ウソつきどもにできるわけない、となると原電はすべてがダメで、首をつらなければならない。だから道理も何もない大人げない必死の抵抗するわけである。 原発が安全かどうかなどではまったくなく、福島事故など眼中になく、ただただテメエらの首が安全かどうかの問題であるため往生際が悪いのである、しかし動かせば第二の福島となり、敦賀市民まきぞえで首をつることになろう。どちらが楽に地獄へ参れるのか、トクと考えればよろしかろ、チミのあとに電力大手の地獄道がぞくぞく控えとるぞ、せめてよき手本となってやれよ。恨むは規制委員会ではないぞ、推進してきた連中だぞ、大事故を引き起こしながらも今だに推進しようとしているクソ連中だぞ、テメエらの仲間ではないか、そこへ文句を言わんかい。 ナンボ宣伝費を貰ってるか知らんが、もらってなくとも公共放送とかぬかすマスコミもあるが、こうしたつまらぬ魂胆見え見えの「原電の反論」事など大げさに報道することなかろう。 いずれもが若狭も震える超ヤバイ地震の巣の上に立地する超ヤバイものばかりである。 敦賀の活断層は特別にヤバイものばかりである。推進派は何とか小さく「へ」でもないもののように見せかけようとしているが、敦賀湾−伊勢湾構造線にしても、浦底断層にしても、白木−丹生断層にしても、さらに海底の断層にしても、北米プレートとユーラシアプレートの境目帯に当たっていて、そのひび割れの一つである危険性がある。地下では大陸と大陸がぶつかり合う場所の上にある断層が1本しかないとは考えにくい、糸魚川−静岡構造線とここは複線やジグザグに斬り合うなどのややこしいことになっているかも知れない。また日本列島の一番細い場所だから、ヒズミがここで集中しやすいと思われる。列島がポキっといくならここだという場所である。 巨大プレート同士のぶつかり合う境目上となれば、これはフツーの活断層とは区別して考えねばならない、長大で巨大な規模の断層で、こうしたグローバルな大きさがあるものがもしや全エネルギーで活動した場合は、先の三陸沖地震よりもさらに大きくなるかも知れない。 げんに明治24年の濃尾地震では6メートルの垂直ズレを起こしている。先の三陸沖の日本海溝の隆起量(5メートルとされる)以上である。 まるっきり海溝ではないか、これが敦賀断層帯の続きである。従って敦賀でも垂直6メートルのズレがいつ発生するか知れないことになる。 「淡墨桜と根尾谷断層」→ これはフツーの活断層ではないのではなかろうか。こんな断層が原発直下に出来るかも知れないわけである。 全世界に衝撃を与えたといわれる根尾谷断層である。なお、根尾は二尾のことで丹生のことと思われる。これを見ると若狭湾40メートル津波がありえると考えざるをえなくなる。 Web上の『中日新聞』の記事より→ 「濃尾地震は、福井県大野市から岐阜県可児市まで百キロ近くにわたる活断層「根尾谷断層」が上下に六メートル、左右に三・五メートルずれたことで発生した。」 「水鳥地区の崖は長さ百メートルにわたり、今も姿を残している。水鳥を含む本巣郡では結局、約六千八百戸のうち八割以上の約五千五百戸が全壊。五百十五人が死亡した。岐阜県に初めて被害が報告されたのは七日後だった。」とある。 もしや「もんじゅ」直下なら、地球は終わり、どこへ報告されることもなかろう。 参考サイト:「根尾谷断層」、「根尾谷断層再訪」様など参照して下さい。 根尾谷断層は、西国三十三箇所観音霊場の「谷汲寺」があるあたりで、敦賀湾−伊勢湾構造線ではない、それより東側50qばかりのところを並行する断層である。しかし親類みたいなものと思われる。 普通は、フォッサマグナ構造帯は糸魚川−静岡線が西端、東端は柏崎−千葉線と見られている大地溝帯である、その東端の構造線上に世界最大の柏崎刈羽原発がある。アイルランドで東西に分かれ北アメリカプレートとユーラシアプレートになって、その地球の裏側のここの地下で衝突していて、将来的には、今後数百年以内にM7.5〜8.5規模の大地震が発生する可能性が高いと考えられているそうで、新潟の知事さんがカンカンに怒るのも確かなユエあってのことである。地球上の一番ヤバイところを選んで原発を作っている国が日本のようである、地元民を欺き通して、そして安全安心です地域発展のためとかいうのである。 原発はヤバイもの、そうしたことはことさら言わなくとも、福一で十分すぎるほどに証明されているし、こうした人の多く住まない地に押しつけて、テメエらは被害の及ばぬであろう遠い地で甘い汁を吸っている以上は、危険なものだとする暗黙の合意が最初からあるからである、もし宣伝のように本当に安全安心なのなら消費地の大都市近くに建てることであろう、その方が送電ロスがなく安い電力になるからである。危険なことくらいはサルでもわかっただろうが、ゼニがもらえるというので、当地では安全よりも目先の欲得が大事としたため(一部の者だろうが)、こうした所に建てられたのであった。 国や電力会社やその他諸々のクソ連中の「安全安心」などはまったくの大ウソのふざけたものだということは、何も私がいまさら言うまでもないことで、福一が証明しているものだが、もし仮に「万全の安全対策」なるものがあったとしても(6メートルもの上下ズレする断層に、40メートルの津波に対して万全の安全対策などはありえないが) 、それでも絶対安全ということではない、想定外があるからである、安全対策が取れない、ゼニがかかりすぎて取りたくない場合は適当なところ以上は「想定外」として初めから何も対策がない。安全はあくまでもケチった経済性の範囲内の実際にはアリエナイほどの甘い甘い想定話である。「安全確認されたものは再稼働」などとネゴトを言うが、その「安全確認」なるものはあくまでも超ケチった経済性内、推進派、アホ経済派の阿呆気な想定内に対してだけの話である。1分後に発生するかも知れない想定外事態(推進派にとってだけの想定外である)の場合は安全ではありえないし対策はない。人の短い歴史記録だけでは足元の地殻や海洋に何が起こるかはわからない。 彼らの想定というのはそれ以上の地震や津波には責任を負いませんという逃げのための線である。そこまでは想定できませんでしたから、アタシは責任ありませんと逃げるために意味を持つものでしかない。しかし実際には「想定外」の事態があることを3・11大津波はしっかりと全世界に教えたのである。クソ政治屋はじめクソ連中の想定やヨタ話は当然超えるとして、まじめな学者の想定をも超えることが実際にはあり得る、自然とはそうしたものであり、人間の知恵などはそれくらいのものでしかない、何もサルとさしてはかわりがない。 基本設計は言うまでもなく、大学院生程度の知識があれば、こんな設計はしないだろうといった初歩的設計ミスが随所に見られ、「もんじゅ」には「常陽」という実験炉があり、そこでは同じ物がすでに改善されていたのに「もんじゅ」はなされていなかった、まったくの唯我独尊というかアホタイプによる設計、原発用の設計とは言いがたく、最初だけは何と動く!がまもなく故障するに決まっているという子供の夏休みの工作作品のようなもので、ハード面の安全は初めからあるはずもないものだが、事態をさらに悪くしているのがこれを動かそうする人間である。そうしたソフト面も最悪で、福一事故、レベル7くらいでは変わらない、「常陽」からすら学ばないタイプの人間のムレが従来通りの感覚と知識と技能で、失敗は隠して動かそうとするあきれはてたもの。 規制庁の田中規制委員長はいみじくも語っている、 「こういう組織が存続していることを許していること自体が、問題ではないか」。 専門家からこう言われる組織が、高速増殖炉など開発ができたりすることはアリエナイ。太陽が西から昇ることがあってもできたりはしない。 どこからゼニが出るのか、白いのや黄色いのやら黒いのやらがバスに乗って見学にやってきているようだが、やめとく方がええよ、何も学ぶものはない。プルサーマルで大事のプルトニウムを燃やそうとしているから、クソ自身すら密かにほぼあきらめてはいるものである。プルサーマルもあきらめ、原発もあきらめ、核燃料サイクルをあきらめ、輸出もあきらめるなら世界水準のアタマで、世界の最後尾を行ってないで、他国を遅ればせにも見習ってこそ日本の信頼も多少は取り戻すことができよう。 こうした炉を稼働させるアタマはない、なくても何も恥ではない、どこの国にもないのだから、しかしないにもかかわらず、クソ専門家や学者センセなどなどをゼニにまかせて総動員して安全と大ウソ宣伝し、ヤシ政治屋ども重要情報を秘密にして政治判断して再稼働させて、一部の大資本や利権屋どもを大モウケさせようとしている。一国の安全などはどうでもよく、ごくごく一部の者の金銭的大儲けを優先されようとしている。 すでにどの国も高速増殖炉からは撤退している、あまりに危険なためとゼニがかかり過ぎるからである、イカレた国だけがいまだしがみついている。しがみついてもここにはその可能性はゼロであるのに… (写真はほとんどネット上にあるもの、勝手に使わさせてもらいました) ブタはさらに登っていくが、最近の問題。 原発を輸出した場合、そこで出る「死の灰」はすべて日本へ引き取るという密約があるといわれる。 (元閣僚の弁護士さんが言うのだから本当ではなかろうか。 「死の灰」を処理せずに地中に埋め処理する技術もあわせて輸出するつもりか、彼の地ではそうした事の適地はなかろう、輸入国はあるいは再処理・濃縮をしたいかも知れないが、いずれの技術も日本にはない、日本技術では原発施設内に置いておく以外は何もない。火薬庫のような所に輸出して核拡散に繋げないためには日本がすべてを再処理前に引き取るとする以外に世界が特に周辺諸国が承認するはずもないし、世界的に原発からの撤退や核軍縮が進もうというなかで、その超危険な物を輸出しようというのだから国際道義という観点から見ても、最低でもそうした条件で取引きをする以外の道はないのではなかろうか。 とんでもなく危険な問題機械を輸出するとなれば、地域社会と摩擦やトラブルなど引き起こさないよう、あれこれの心得やノーハウ類も大切になろうが日本にそうしたものがあるのだろうか。 ゼニでほっぺたたたけばいい、数で押せばいい、都合悪い事故は隠せ、都合悪いデーターは改竄する、地震津波はないといえ、自治体と地方議会と学会とメディアと医者もとにかく買収しろ、あとは安全安心と言わせろ。 あくどい手がいろいろ日本にはございまっせ、ははははは、まともな手でっかいな、それはあるわけありまへんやろ、ははははは。 :もちろんですが原発労働者の被曝管理も適当でよろしい、しっかりやれば原発なんか動かせませんで、日本ではそうです、だから電気が安いわけです、下請け労働者の犠牲の上に、国民の犠牲のうえに安い安いと言っているわけですな、昔から国策でやっているようなものは全部そうです、短期間にムリしてやるには一面ではどうしても古い制度に頼らざるを得なくなってくる、国際的に成り立つものかは知りませんが、ブラック企業と指弾されるかも知れません、しかし日本にはそれしかありなへん。労働者の健康までに気を配る企業なんか強欲日本にはフツーありますかいな。弱い所へ押しつける、それしかありません。福島の事故調査もしないうちに、再稼働などは日本しかアリエナイ話かも知れません。仮に今はそうしたことができても、これからは地球上ではできないでしょうで。安けりゃ何でもいいとはなりませんやろ。どこの国も日本国民や日本労働者よりもおとなしいとは思えまへんわ、弱肉強食だと見ていたら、へたしたら暴動でっしゃろ、原発に何万となく押し寄せて、たたき壊されるかもわかりまへんな。 本当に豊かになるのかって、そんなことはありまへんやろ、日本は豊かではありまへんで、生活保護160万世帯どんどん増えてまっさ、豊かなのは一部だけですわ、自殺率はアメリカの2倍でっせ、イラクで死んだ米兵の10倍、ええ1年でですがな。日本国中戦争状態ですわ、戦死者毎年3万人超の戦争中でんがな、ブッシュもアホでしたが、日本の総理はその10倍以上はアホですわ。私の知り合いもこの前自殺しましたがな、気の毒なもんですわ、本人だけで済みませんがな。昔の悪代官ですら「生かさず殺さず」ですがな、殺したらあきなへんで、悪代官以下ですがな、政治家というより大量殺人者ですがな、どこかからミサイルが飛んでくるどころの話ですかいな。有権者がアホですな、よう黙っとりますわいな、若い人なんか年金なんかもらえるかどうかわかりまへんで、100歳になったらちょっとだけでっしゃろ、私はちょびっともらえるかも知れまへん、しかし息子や娘はないでっしゃろ、まあようあんな政党を支持したりなんかしますわいな、ほんまに情けないアホなあきれた国ですわ。それにインフレ、消費税や福祉、年金の切り捨てでっしゃろ、ますます貧乏人は貧乏になりまっしゃろ。そうした国の大将が売り込みにきたんでしゃろ、輸入しても豊かにはなりまへんな、多くの国民がますます貧乏になると見ていて下さい。 まあ貧乏人のことなんかどうでもええやないですか、金持ちは儲かりまっせ、法人税減税でっせ、貧乏人には増税、大金持ちには減税、儲けんもんがアホなだけでっせ、あとは野となれ山となれでっせ、はははは。都合悪いことは秘密保護法を作ってゼンブきれいに隠くしますんやがな、あばいたら死刑でっがな、ははははは。何を秘密にするかも秘密にしなはれよ、はははは。 日本はいい国と長らく尊敬し慕ってきたのですが、聞けばおヌシらもワルよのぉ、そこまで劣化していたのですか、深く失望しました、もうアジアのリーダーではありえないですな、と信用を落としてくれることであろう。 上は冗談であるが(冗談であってほしい)、事故の場合の賠償についてはきわめてシビアに取り決められ、日本ように事故があってもアメリカメーカーに賠償を求めない、ナーナーナーとは違う。かれらは事故は必ずあると想定してるので、そうなった場合の損害は誰がどれだけ支払うかを場合場合を設定して詳しく決められるという、事故がなくとも何で賠償を請求されないとも限らない。 いつ大地震が発生するかわからない国へ、メーカーが支払えるような額ではなく、倒産してでも支払えない巨額の保証をつけるとする条件では、メーカーばかりでなくバックの金融や保険界や財界などもゴーは出さない、とても輸出できるものではない、商業ベースで輸出できるというものではない。 できるとしたら、それは国家がバックにいるから以外にはない。国家といっても取り決めたバカボンらが支払ってくれるわけではない、結局は国民が負担することになる、国民には隠してである。そうか輸出か、日本の技術は世界一だスゴイなぁなどとアホと一緒になって喜んではいられない、事故があれば、その補償はキミがすることになってるの。モウケは大資本が独り占め、ソンはキミが独り占めするの。 長い将来にわたって輸出立国で生きていこうとするならば、国内ですら問題のものを輸出するなど、暗黙の輸出ルールに反する大アホはしてはなるまい。後は野となれ山となれ、自分さえよければいいのノールールでは、どこかの国を批判する資格のない無法国家である。 ふだん無関心無気力無行動とされる日本国民ですらかなり原発にはアタマにきている。現政権がきちっと社会問題にも国家の長期戦略にも目が向いていない証拠である。 日本はすべて引き取り日本の地下に埋めるつもりであろうか。それとも再処理をしてプルサーマルで燃やすという計画であろうか。何も不明である。 この計画ならプルサーマル再稼働がはずせなくなってくるようであるが、何も知りたい大事な情報は出てこないままに輸出成功しました、スゴイでしょう、だけが伝えられている)。 輸出先は世界有数の地震大国で、もし事故を起こした場合は日本の国費で保証するという密約も確実にあると実際に推定されているようである。 (ロシアがそうした条件で先に原発輸出しているそうで、のちの輸出国・日本に対する条件も当然そうに決まっているという。大事故の場合はどうすかは最も懸念の強いところであろうから、まともな普通の国ならこれを曖昧にするとは思えない、彼の国の国家財政は乏しく、それ以外では国民は納得しない、全額賠償ということ以外では輸入しないと思われる)。 輸出原発は110万キロワット×4基だそうで、フル稼働すれば毎日広島原爆12個分の「死の灰」が発生する。輸出すればするほど「死の灰」が戻ってくることになる、すでに日本にある分の処理もできないままに、さらに海外分がふえる。美しい国土は世界の核のゴミ捨て場になろうとしている。子や孫たちが育つふるさとが死の灰だらけなってしまう。原発輸出は日本全土が福島や若狭になることである。 自国原発の地震対策もまともにもできない国が地震の巣の国の地震に対する責任まで請け負う、自分の所の原発事故も処理できない国が外国のものまで対応できるのか。何もあとさきを見ない、今さえよければいい自分さえよければいい式で暴走し、どういうアタマの持ち主かと疑わざるを得ない進め方である。国民には隠して勝手に決めた事故の損害費用をなぜ聾桟敷の日本国民が支払わなければならないのか。東京オリンピックは海外の死の灰で「お・も・て・な・し」するか。 どうやら理詰めで推測すれば国民に隠してとんでもない引き合わないアホな仰天の商談してくれているようで、この政権ならやりかねないとも考えられるが、しかし3・11以前からの日本国家の秘密路線に従い、一歩進めただけとも見られ民・自・公くらいまでの閣僚クラスまでは知っているのは確実と思われる。他の野党やマスコミなども別に追求しようともしないのは、あるいはひょっとするとグル・共犯者かも知れない。それともこれはウラがあるに決まってるぞ、とそうしたことにも気がつかないバカか。 さらに発送電分離と原発再稼働が電力業界と政府の間でバーターした密約があるとかうわさもあるが、分離をどこまで本気でやる気なのかはあやしいのだが、日本は対外的な密約だらけ、密約国家のようなものだが、これらも論理的には十分にありえる密約話ではある。 まさかそこまではアホではなかろう、日本の政治や経済はそこまではなんぼなんでも劣化していまいなどと甘く考えてはならない、福一事故の調査もせぬまに、大飯を稼働させたではないか、現実に少なくともそこまでアホで劣化してしまった、さらにええとしこいてトーちゃんやジイちゃんのヘソの緒をつけたままで、福島汚染水はコントロールされている、現実と向き合うこともできないようである、電気は足りていたので、電力会社の収益改善のためであって国民の命よりゼニが上なのである、原子炉メーカーが国土より上である、有権者自身がそこまでアホで劣化し幼児化していた反映であるが、グルやろと疑われたくなければ、黒海原発を国会ではきびしく追求されよ。こんな連中が威張りくさり好き放題にするでは日本が終わってしまうぞ。福一をもう一度よく思い出ししんけんになっさてがんばってくれ。何かおん年ン歳とかの人達ばかりががんばっておられる様子、キツかろう、若者よ君たちの国だ、しっかりしてくれ。(そういわれても借金は押しつける、死の灰はおしつける、外国軍の基地はおしつける、さらに年金はもらえない、そして愛国心だ、君が代だ、そんな国などアホくさいか) もしや懸念通りなら、こうした諸問題を解決する方向として、核燃料サイクル稼働とプルサーマルと「もんじゅ」がどうしてもはずせないと政策の中心に据えてゴリ押ししてこよう。 問題に正面から向き合えないバカが、あれこれバカを積み重ねて、その尻ぬぐいにさらに大バカをやる、というバカの拡大再生産に陥っていく構図である。 「もんじゅ」は単に地元経済がどうなるとか、安全でもないものを地域の経済の中心に据え、安全でもないものがその金力によって地方政治や自治や文化までも振り回すなどはとんでもない話であるが、地震津波の問題でなく、広く日本国家の動向、世界の動向と深くかかわっており、こうしたことにも目がはずせない。 原発というものはそうした何かうさんくさいものだということが福一でバレバレになってしまった、何かが隠されている、劣化退化した口先だけのヤシ政治屋やゼニ儲け屋の口先を信じてまかせていのでは命がないということを学んだ。 そうした中でも「もんじゅ」は特にヤバイ、外の世界との関連で、あるいはゆれるという以前で、自分自身が想定内でやばく、これは原型炉と呼ばれるまだ小さいものであるが、それでもプルトニウムが数トンもあって、もしやドカンとやれば日本はここの1基だけで終わりであるし、プルトニウムの1人あたりの許容量は4000万分の1g。プルトニウムが1sあれば400億人分の許容量。1トンもあれば一体どれだけ殺せることだろうか。しかも半減期は2万4千年もある。 それを要注意の危険人物どもばかりで運転しようと言うのである。 目論見通りにうまく稼働できて、核燃料サイクルが稼働し、もう一つの隠された目論見の日本の核武装化にも使えるものとなれるだろうか。核軍国主義者のクソどもがブタどもをおだてて、木に登らせたのだが、これ以上登ることも、そうかといって下りることも、どうにもこうにもならなくなってしまっている。 これまでの発電量はゼロといっていいほどで、フル発電量の2週間分ほどだけだそうだが、ブタとクソどもの大ボラに乗せられて、ここでこれまでに使われた国費はすでに2兆円近くとか、止まっていても一日五千万とかのゼニがかかるし、廃炉にするにしても莫大な国費がかかる。ある程度は技術開発の先行投資的なものもあろうが、いくら投資を続けても先がまったく見えてはこず、ますます技術的困難が立ちはだかるばかり。国民の怒りはますます高まるばかりである。 みなさんのサイフから支払われてきた、あるいはみなさんの子や孫のサイフから支払うことになるのかも知れない。莫大なゼニを使ったわけだが、これは一体誰のためのものかその基本が疑われ、まだ使おうとしている。やめてくれ。
加圧水型軽水炉と似ているが、軽水(普通の水)のかわりにナトリウムを使う、一次も二次もナトリウムで、三次で水と熱交換を行って蒸気を発生させてタービンを回す。 燃料はウラン235とプルトニウム239の混合物(プルトニウムの比率20%)で、その周囲をウラン238でぐるっと取り囲むというもの。 燃えないウラン238は中性子を1つ受け取ると燃えるプルトニウム239に変換される。プルトニウム239に中性子が当たると分裂しX個(Xは1〜4個くらい)の中性子が飛び出すが、その1個で次のプルトニウム239の核分裂を起こさせ、残りX−1個がウラン238をプルトニウム239に変えていく、燃えながら燃えるプルトニウム239を、失われた数以上に新たに作るという意味で「増殖炉」と呼び、「高速」というのは中性子のスピードを減速材で落とさずにウラン238やプルトニウム239にぶつけるという意味である。中性子のスピードが速くないと増殖しない。 燃えるウラン235は最初の起動用のためのようなもので、プルトニウム239を燃やす炉である。普通のウラン炉でもプルトニウム239は出来るが消費されるウラン235量より少ない。 プルトニウム炉は発電すればするほどプルトニウムが増えてくる。ちとオーバーだが原理はそうなのだろうが、実際にそれを実現するとなると大変な話になる。エネルギーが足らんのか、ヨッシャーそれならどこかから恒星の小さいのを引っ張ってきて、そのエネルギーを使おうや、などというようなことになる。原理が正しいからといっても必ずしも実現可能とは限らない。 ゼニを使えば使うほどゼニがふえて世の中よくなる、とかのホンマかいなの話のようなことで、本当にできればエネルギー資源問題などは消えてしまう、資源のない日本には持ってこいの夢の夢の夢の炉と喧伝された。 ゼニをどんどんつかいましょう、そうすればゼニはどんどん増えて、あなたも儲かりまっせ、などというニセ経済学者かニセ政治屋のヤシに似た言葉のようである。アホくさい話である。どいつが大儲けさらすのか知らんが、世界の貧しい人々が豊になれるのか、腐るほどもゼニはあるのに何秒に一人とか子供が飢えて死んでいると言うではないか。金があるというだけでは社会は豊かにはならない、分配方法を変えなければ、ごくごく一部の大金持ちはますます金持ちになるだろうが、大多数の一文無しはますます一文無しになり飢えて死ぬことになる。 燃やせば燃やすほどプルトニウム239や電力ができるのかも知れないが、核のゴミも出てくるだろう、しかもプルトニウムは猛毒だぞ漏れたら終わりでないか、とバカでも考えるだろうが、そうした都合悪いことは無視しましょう。 そうしたことが簡単にできれば誰も苦労はしなくてすむのだが、元々からの考えが甘く当初から多くの超難問をかかえざるを得なかった。そうたやすくは問屋は卸さなかったのである。 「三人寄れば文殊の知恵」の文殊様で、丹後天橋立の切戸の文殊様よりとった名という。仏様の最右翼もっとも高い知恵をもつとされた文殊菩薩の名を愚かにも不遜にも自称した、己が知力のほども知らぬ程度のアホならではあった。人としてのブンを越えた、思い上がった罰当たりどもが名付けたものである。その名に恥じぬものになるよう努力しているならともかくも、そうした様子は見られない、名を勝手にとりくさってかえしてもらいたい、本当にふさわしい名は公募しろ、さすればたぶん、「罰当たり」「ゴクツブシ」とか「アホ」「クソ」とか酷評されるものとなるかも知れんが。
この炉は危険だらけなのだが、まず冷却材は水ではなくナトリウムを使う、 ナトリウムを使うのは中性子のスピードを落とさないためである。軽水炉でもプルトニウムは燃えるが増殖はしない。 軽水炉の燃料プールに燃料棒が目一杯浸かっている所がテレビなどでも見られるが、あれが水でなくナトリウムだとしたら、ナトリウムは透明ではないから、中が見えないことになる。金属光沢で水銀の鏡のような感じ、中をのぞこうとしても、悲しくもおのが馬鹿面が見えるばかり。 もし福一のような事故があった場合どうにもならない。何も見えず、こうした細かな落下物などのを回収作業ができるだろうか。 100℃以上なければ個化して固まってしまう。電源か落ちると比熱が小さいためすぐに固まってしまうだろう。全電源喪失して冷却ナトリウムが全固化といった事態になると何が起こるか、悪魔のみぞ知る、予想もできない大変なオトロシーこととなろう。 ナトリウムは化学反応が激しい。 私が中学生だったか、高校生の頃だったか、化学の時間だったろうが、先生がナトリウムを持ってこられた。小さなガラス瓶の中に入っていて、「ナトリウムは反応が激しいので、灯油に浸けてあります」とか説明されていたのを思い出す。このようにナイフが簡単に切り分けられて、何だったかの実験に使ったと覚えている。 ナトリウムは常温ではこのように固体だが、98℃で溶けて液体となり、833℃(もう少し高いともいう)が沸点という。「もんじゅ」で使う温度範囲なら液体である。比重は0.97で水と変わらず、常圧で液体で圧力をあげて沸点を下げる必要もない、熱伝導率は水の100倍、比熱は1/4という。塩を電気分解すればよくどこにでもあり安価で、中性子のスピードを落とさないため、冷却材として使われる。 水と触れると激しく反応する、爆発とまではいわないとしても、手の付けようもない激しい反応で苛性ソーダと水素になる。水素は水素爆発を引き起こす、苛性ソーダは金属類を腐食させる。 テレビ番組でたまに実験していることがあるが、ビーカーの水の中にナトリウムの固まりを放り込むと爆発に近い反応で水に溶けていく、もし大量なら爆発波が発生し、パイプや器具類を破壊するだろう。 常温なら写真のように燃えないが、高温ナトリウムは空気と触れると燃える。ナトリウム火災事故で、他国の高速増殖炉でもすでに百回以上も発生しているが、普通の火災とちがって水を掛けたりはできない、そうしたことをすれば水素が出て爆発する。 建物のコンクリートに触れると、水を奪ってここでも水素がでたり、コンクリートを壊してしまう。コンクリートの中に水があるようには思えないかも知れないが、打って10年くらいは自由水というものが出てくるし、コンクリートが固まっているのは水があるからである。水をナトリウムに取られると固まっていられず、バラバラの元のセメントになってしまう。 二次ナトリウムと三次水はパイプの薄い厚さだけで隔てられている、これにヒビが入ったりすると大変に危険なことになる。軽水炉でも熱交換機のヒビワレがよくあるが、増殖炉はナトリウム側は数気圧くらいで、水側は150気圧もある、もし穴があれば、水がナトリウムの中へ噴出して、水−ナトリウムの発熱化学反応が起きる。熱が出ると金属のパイプは弱くなり、さらに破壊が進み、隣のパイプも破壊する、アッという間に何本も破壊される。細管のヒビやキズがないかと点検するにしても、これが極めて困難、困難というより完全に行うなどは現在の技術では不可能である。 汚染水は水そのものが放射性物質になっているわけではない、水に溶けている放射性物質のために汚染水と呼んでいるだけで、もし完璧にそうしたものが除去できれば(できないが)、水自体そのものは飲んでもいいものである(わずかに放射化する場合もあるそうだが、通常問題になる量ではないという)。 福一の汚染水は飲めるの東電の宣伝を本気にして実際に飲んで見せた議員さんがいた、ナンでそこまで東電に肩入れするのか知らないが、もし死にたくなければこうしたことはしないように。最近は、福一の高濃度汚染水は「欧米のコーヒーの水くらいのもの」とか、さすがに属国軍で、属国の現政権に一番近いめでたさかも、そうならぜひとも最も高濃度なところをコーヒーにして飲んで見せてもらいたい、何千トンもあるぞ。しかし選挙人としては、もしや子や孫を殺したくなければ、こうした人は…(よその選挙のことなので書かない) ところがナトリウムはそうはいかず、ナトリウム自体が放射性物質になる。ナトリウムが中性子をあびるとナトリウム24(半減期15時間)やナトリウム22(半減期2・6年)という、強いα、β、γ線を放射する物質になる。一次ナトリウム、二次ナトリウムと二つに分けて複雑なことをしなければならなくなるし、そうしても作業員の被曝は増える。 ナトリウムの比熱は水の1/4で、すぐ暖まるがすぐに冷える。また圧も高くないために、バイブが薄い。バイブの厚みは加圧水型のパイプなら7pもあるが、ナトリウムの場合は1pしかない。加圧水型より太いパイプが使われているにも拘わらず、その厚さは薄いペラペラにできている。ナトリウムの比熱が小さいため厚くすると急冷した場合は破断する危険があるためこれ以上は厚くはできない。このことは何かがぶつかってきた場合とか、地震とかに弱いということである。激しいユレに耐えられないかも知れない、パイプが破断して大きな穴があくかも知れない。 軽水炉よりも炉の温度が高く、もしナトリウムが沸点以上の温度になって気化した場合は、炉心では核分裂反応が暴走する危険性が高まる。温度が上がって冷却材にバブルが発生すると中性子のスピードがあがり一気に分裂反応が進む、軽水炉とは逆の性格がある。軽水炉は水がなくなれば核分裂反応はしなくなり、危険時には自分でブレーキを踏む方向へ反応が進み核爆発まではいかないとされるが、高速増殖炉は逆で危険時にアクセルを踏み込むという性格を持っている、はっきり言えば核爆発しやすい、プルトニウム原爆になりやすい炉である。 これは超高速の一瞬の反応で人間が何する間もない、数トンのプルトニウムが炉心にはあるそうだが、バチッと言えば、アッという間もなく全地球終了となるやも知れない性格を持つ。 核戦争の脅威よりこちらの「平和利用」版の脅威の方が高いかも知れない。ドイツでは高速増殖炉は設備はできたのだが、この危険が否定しきれないと、一度も燃料を入れることなく廃炉となった。もてる技術は日本以上だろう国であるが、それと同時に技術の限界もよく心得ている、欲得のあやしいニセ宣伝には乗らないを当然としているよう、技術もしっかりしているし政治もしっかりしている。技術が力強いものに発展してくればくるほどハードだけでなくソフトの出来がしっかりしていないと危険、ブレーキのきくソフトが大事であることを教えてくれる。技術で喰っていくためには単に技術だけでなく政治もしっかりさせなくてはならない、自国だけでなく世界を致命的なまでに汚してしまう、そうした心得をもってせめて選挙にはのぞむものでなければ、「日本の技術は世界一」はありえない。恩師や本宗国がせっかくブレーキを踏んでくれているのに、アクセル踏むことしかしない、実力もないのに思い上がった政権では技術立国、技術で生きるより道はない国と思うのだが、その夢などは絶望となる。 ウランを使う軽水炉でも十分にヤバイ、福一の通りである。「もんじゅ」はプルトニウムを使うのだから危険性はケタ違いである。 事故後2〜3年したら戻れるということはない、10万年戻れない、10万年経ても戻れるとは限らない。 もしこの炉を使うとなれば安全装置を幾重にも何重にも付けて付けて付けまくってプルトニウムがどんなことがあっても外へは漏れないようにしなければならない。炉心には数トンのプルトニウムがあり、もし外へ出れば福一事故などは比でない超悲惨な事態が発生する。 「もんじゅ」と同規模の高速増殖炉の原型炉が西ドイツに計画中だったが、アメリカの批判派学者が核爆発に至った場合は、日本の半分くらいの面積は放棄しなければならなくなると評価しているという。 そうした場合も考えると、日本全国民の海外10万年間避難の準備もしなければならない、それとても百%安全とは限らない、全人類の地球外、月か火星かへの10万年以上の避難計画も立てておかねばならない。 しかしそれでは経済性が成り立たない、商売で使えるようなものてはない、どうしてもやるというなら電気料金は天文学的に高価なものになる。そんな高い電気を誰が買うのだろう、ぜひとも「もんじゅ」推進という方には買っていただきたいものである。何もそんなヤバくて高くつく方法をとらなくとも、たかが電気くらいはもっともっと安全に安く発電できるのである。 「もんじゅ」では二次ナトリウムが漏れて火災を起こすという事故が起きている。発電を開始して半年もたたない1995年12月8日のことで、格納容器から外に出てきたすぐの場所で漏れた。ここには温度計が付けてあったが、これが壊れてその隙間からナトリウムが漏れ出た。格納容器内には窒素ガスが封入してあり、一次パイプにはアルコンガスが封入してあり、0.5気圧だから負圧で漏れにくいし、激しくは燃えないが(窒素がもれて空気が入らないとは限らないし、一次ナトリウムは放射性だから被曝する、何か発生しても人は簡単には立ち入れない)、その外だから空気で、高温のナトリウムは燃えた。燃えて落ちてその下を通っていた鉄製の空調ダクトに大きな穴をあけた。600sばかりが漏れたといわれる。 こうした事故で火災報知器やナトリウム漏れ警報が何度も鳴ったにもかかわらず、炉をすぐに止めなかった(そうしたマニュアルになっていたよう)、1時間半のちに炉が止まったが、ナトリウムを抜くのにも時間がかかり、合計3時間後にようやくナトリウム漏れは止まったのである(レベル1の事故とされた)。 ところがさらに悪いのは、6時間後に事故現場に入ってビデオ撮影したのだが、それをそのまま出さないで、見られると都合悪い部分はカットし(隠蔽し)、まあまあたいしたことがないの印象を得られるよう細工編集してから公表したことである。 隠してだましてわからなければいいで、すぐにバレるようなことが出来るのはアタマが単純だからであるが、兆とかの国民のゼニを使っている者としての重い責任感はもとより一般社会人としての常識的な責任感のカケラもない。こうしたことをするので完全に信用を失い、動燃は解体された。名は「原子力機構」となったが、その体質は変わっていないといわれる。 問題は隠蔽体質、隠すという秘密体質である、どこかの国の秘密保護法のような話で、他国の信頼が得られるなどと勘違いを言っているが、実際は政権の信用を世界的にますます失うだけのものであろう。現政権だけが信用を失うのならまだいいが、日本の技術の信用を失うことになろう。政権に都合悪かろうが隠してはならないのである。
概念図を見ればウラン軽水炉に似ている、高速増殖炉の方が早くから開発が進められたのだが、今以て実現されておらず、どの国も開発から撤退している。ウラン炉の危険性はそのまま持ち、さらに高速増殖炉としての特有の克服しがたい危険性も合わせ持っている炉である。 まず軽水炉よりも高温で燃えて、長時間続き、燃料が多量にぎっしりと詰まっている、しかも猛毒プルトニウムである。ここで安全に制御し燃し続けようというのだから、設計と技術のバカのうぬぼれではない本当の実力と情報の従来の限界を大きく越えた、神の手、神の頭脳の力量が必要となる。 何か異常が発生した場合に、軽水炉は人間が何もしなくとも自動的に核反応にブレーキがかかる特性を持つ、どんな機械も普通はそうした特性を備えていると思うが、高速増殖炉は逆でアクセルを踏むという特性を持っている、その上その反応速度が速い。いわば瞬時に逆ギレ暴走する炉で、素人瞬間湯沸かし器人間のようなもので、ちょっと間違いがあればドカンとやってしまう。一応は制御棒があるが効きは軽水炉よりも悪く、ホウ酸を入れる方法はとれない、1秒遅れても間に合わないかも知れない、現在の機械技術の速度を持ってしては対応が間に合わず、今は順調に稼働していても、一瞬の後には制御不能に陥るかも知れない危険がある。 核分裂によって出てくる中性子は不安定で寿命が短い。高速増殖炉の即発中性子の寿命は100万分の1秒以下で、遅発中性子も少ないという、これでは私みたいな素人でも難しいことがわかる。 いかに高速とはいえアッという間もない寿命のものを次の分裂に使おうとすれば、燃料同士は距離をおかず、かつ接触しないように、ぎゅうぎゅう詰めにして、しかも多量に置いて、すぐの位置には取り囲んでウラン238を多量に置いておかなければ増殖などは不可能。 ここはブランケットと呼ばれるが、うまくいけばここに98%プルトニウムという超優秀な核兵器の原料ができる。原子力技術というより、核開発技術と何も変わりはないという危険もあわせ持っていて、憲法改悪していつプルトニウム原爆を作る炉になるかも知れないわけである。 軽水炉の燃料棒は右の写真のようになっていて、ペレット間の距離は3.4oあるのだそうでこの隙間を水が流れて熱を取り出す、被覆管の厚さは0.62oだそうである。 ところが高速増殖炉では、ペレット間の距離はその半分もなく1.4o、被覆管の厚みは0.47oだそうである。ペレットの内側中心は2300℃にもなっていて溶ける一歩手前であるが、この狭い隙間をナトリウムが流れてその熱を取り出すわけであるが、本当に流れるの、の隙間しかない、もし流れが悪くなれば、そこのペレットの温度がさらに上がり、変形したり壊れたり溶け出たりすることだろう、そうして隣のペレットに接触したりすればますます高温となり、ますます核分裂が進み、ますます高温となる。もうどうにも止まらないという事態も起きそうに思われる。 それは実際に起きていて、アメリカの炉では炉心崩壊事故が起きている。2秒停止ボタンが遅れただけで半分ほども炉が溶けてしまったという。あと0.5秒停止ボタンを押すのが遅れたら、ノリターン線を越えて大爆発していたとも言われている。別の炉ではナトリウムの流れが妨げられて炉の融解が発生し「我々はほとんどデトロイトを失うところだった」という所までいった。 イギリスでも1本の細管破断が引き金となって、20秒ほどの間に40本の細管を破裂させ、70本を変形・損傷させたという。この事故は、高速増殖炉の危険性を改めて思い知らせるものとなり、その重大さに驚いた各国の推進派グループは、この事故を極秘とし、長い間隠しつづけてきたという 日本は幸いそうしたことが起きてはいない、起きないうちにやめるがカシコイ。日本は初めは1980年代には実用化できると言って始めたものだが、今は実用化なども言わず、技術を確立したい、2050年始めには、と言っている。悠長というか冗長というか、何を考えているのか、思考停止かムリと言えよ、日本だけである。その間に使われた国費は2兆円になろうとしている。 福一のように燃料がメルトダウンした場合は、プルトニウムが多いため自然臨界に達してしまう危険性もある。こうなればプルトニウム原爆である。 他国を爆破しないうちに自国を爆破してしまうか、自滅させてしまいそうな愚かなものである。
高速増殖炉を稼働させるためには再処理、核燃料サイクルが欠かせない、当面の原発も不可欠。 高速増殖炉の燃料・プルトニウムは天然には存在しない、地球が作られた時代にはたくさんあったかも知れないが、なにせ半減期が2万4千年しかないため、誕生以来46億年経た今ではもうないのである(超新星爆発を起こした星の近くへ行けばあるかも知れないが、地球にはない。ちなみにウラン235の半減期は約7億380 万年だそうで、だから天然にわずかに存在する)。プルトニウムは人間によって新しく作られたものしかない、それは原子炉の中で作られ、再処理して取り出される。高速増殖炉は、何らかの原子炉と再処理工場が燃料を作る相棒として欠かせないのである。 しかも「増殖する」といってもご宣伝とはほど遠いわずかなもので、稼働率など前提条件を現実にありえないほど高く設定して、よほどにうまくいけば50年、たぶん100年間動かし続けなければ2倍にならないだろう、という程度のものという。 「増殖」といってもウソではないが、わずかにしか増えない、増えないといってもいいようなものでしかない。事故もなく毎日毎日コツコツと休まず働きつづけて100年したら元金が2倍になりますよ、というもので、こうした程度のものは増殖と呼べるのか。この子の孫ではだめでひ孫かひひ孫の代くらいになってようやく2倍→ プルトニウムについて理論上だけなら「増殖」と呼べないこともないかも知れないが、親方日の丸でない現実社会で商業炉として動かすとなれば金利とか保険とか税とか修理手間賃とか建て替え費とかバカにはならない経費ががかかってくるし、はるか先の100年後は、建設した当事者の電力会社や融資銀行や国家すらそのころまであるのかも不明で、世論や政治がどう変わるかもわからない、運良く仮に2倍になったとしてもほとんど意味がない、天変地異や事故がなくともおそらくトータル大赤字にしかならない、シンからの大アホ政治屋と大バカ国民が兆単位で国費投入をして子孫に借金を残してくれない限りは、モウケだけしか頭にない強欲資本が商業ベースだけではこんなことに手を出そうの気などはまるっきり持たない事業であろう、超ハイリスク・超ローリターンな事業より、もうちいっとらしい分野へ投資するだろう。 こうしたわずかな利殖分で日本全国の必要エネルギーをまかなおうと計画すれば、元手になる原発がどれほど必要になるだろう。利率が低いのだから、元手が巨大でなければならず、日本国中を原発だらけにしなければならないことになる。それはどこぞのアホのような推進派が考えそうなユメのハナシでしかない。 軽水炉でもプルトニウムは作られるが、そこで作る方が効率は上といわれ、商業炉ならこちらが上になろう。 今の六ヶ所の再処理技術では軽水炉の再処理もできていない、プルトニウムの取り出しと燃料化は外国(仏や英)でやってもらっている。こうしたことは日本だけしかやろうとしておらず、注文は日本だけでは早晩商売として成り立たなくなり、超高価な代金に跳ね上がるか、やがては縮小、撤退と覚悟して置かねばならない。そうなれば燃料がなくなる。 日本はプルサーマル燃料の再処理などはできない、ましてやさらに強い放射能を持ち、トリチウムや超ウラン元素も多い高速増殖炉の使用済み燃料からプルトニウムを取り出すことなどはできるわけがない(どの国もできないから他国に頼むこともできない、日本が技術開発できない限りはもう永遠にムリである)。 わずかな増殖しかないし、さらにその増殖分を取り出すこともできない。 あっちゃ〜で、何のためにやっていることやら、アホならば知らず、まともなものが何も苦労してみるネウチがない炉である。それでも人類の発展のため開発するといっても意味はないと思われる。 もう実現不可能と断言していい再処理と高速増殖炉などの大きな開発事業を進めることが人類史の発展に繋がるなどとは必ずしも言えない。明るい夢を語って、だましだまし、多数の強権でやってきて結局最後では裏切る、そんなことはもうやめよう、政治不信はもう限界だ。 そんな超低金利の増殖しかしなし、モウケ分を取り出す技術もない高速増殖炉がそもそもヤバすぎる所へ、これを稼働するためには、当面は軽水炉とさらに超ヤバイ再処理工場も稼働させなければならない。国中を核だらけにして、危険だらけ、秘密だらけ、軍隊と警察だらけ、取締りと不自由だらけ、そうした国に変質させないことには稼働が難しいことになる。ナンのためにそんなことをしなければならないのだろう、たかが電気のためにこんな生活をしなければならないのか。あほくさい話である。 再処理と高速増殖炉は高速増殖炉燃料のプルトニウムが必要だからか、それとも軽水炉の使用済み燃料がもうプール満タンのため稼働できなくなるのを何とか避けて軽水炉の稼働を続けようとするためか。 両ネライかと思われる、しかし高速増殖炉はムリであろうことは推進派すら認めているのか、プルサーマルということで外国に作ってもらい軽水炉でプルトニウムを燃やそうとしている。 再処理もどの国も撤退が求められている、ゼニはかかるし、放射能たれ流す、核開発の疑いもかかる、仮に成功したなら、再処理は核保有国と日本だけに認めるということになるが、そうした特権を持つことは長くはムリである、きびしく縮小と中止を全世界から求められることになろう。もう時代遅れの斜陽産業である。やっても未来はない。斜陽国家と斜陽資本と斜陽政治屋だけが愚かにもしがみついているというだけのものになっている。 処理せずに地中に埋めるという方法も日本には適地がない。適地がなければ消費地と利益を受けた者に引き取ってもらうより手はない、モウケさせてもらいましたが、ゴミはそっちでやって下さい、では通らない。出したゴミはお持ち帰りである、消費とモウケに応じて引き取れ、違反すれば巨額の罰金、数兆円とか取ればいい、払わなければ送電停止である、が当然、これほど危険なゴミの捨て逃げは許さない。 電気を作るためにこれだれ「死の灰」もできました、電気と一緒に引き取って下さい。電気だけを売ることはできません。過去のものが残ってますよこれも早急に引き取って下さい。 いまだ何十年も昔のように推進するんだと、外国が撤退していくなかでガラパゴスらしいことを言ってみても、実際には八方ふさがりで、ゴミの処理ができない以上は高速増殖炉はもとより原発もすべて廃炉にするより道はない。膨大な量となってしまった「死の灰」をどうするか、日本に技術がないだけではない、どの国にもそうした技術はない、オンカロといってもあれでいいのかはわからない。地震津波噴火以前のことである。第二第三と福島以上が生まれてからでは遅い、急いで廃炉にしよう。国の宣伝とは違う、上っ面だけのいかにも夢のような便利なような華やかそうに宣伝されているだけの実はゴミで、日本を滅ぼしかねない超危険なゴミでしかない、必ずやらなければならない。
95年のナトリウム漏れ火災事故で「もんじゅ」は停止し、ハード、ソフトともに大きな欠陥があり、住民側からの差止提訴、05年になってようやく改造工事に着手した。事故以来丸14年が過ぎていた。 壊れた温度計の改良付け替え、ナトリウム回収能力を上げる、蒸気発生器の改良などを行った。 車でも一日の運転を始める前に「始業点検」を行うが、その点検ができていないのである。定められた作業ができていない、何万と点検項目があろうが、1つか2つをうっかり漏らしてしまったというようなものではなく、はじめからまったくやってなく、しかもやったかのように書面上ではなっているというのである。うっかりモレではなく、公式文書は「モレ」だが、実際は意識した「モラシ」で、仕事に不誠実で悪質でやる気なし、どうせわからへんわい、成功の自信もないないわい、国が言うからイヤイヤやっているだけ、やる気もナンもないわいの姿勢であるがこれはもう高速増殖炉とかいう以前の機械に向き合う初歩でダメ、ここまで国も含めて全体のソフトが劣化していても何も対処せず、その後も何度も繰り返される。 08年ナトリウム漏洩検出器の点検が一度もなされていないことが発覚。252個もあるそうだが、その一つが故障して誤報の警報を発したため、点検されていないことがわかったのである。警報が鳴ればマスコミや住民に知らせるといっていたのにそれもしない、上部にも報告していない、マスコミ報道を見て責任者は初めて知ったという。都合の悪い事は隠せ隠せである、もうこうなると無茶苦茶である。ソフトの名は変わったが、実態は何も変わってはいなかった。 12年11月、保安規定に基づく機器の点検漏れが9679個あったと原子力規制委員会が公表。 13年2〜3月に原子力規制委員会が立ち入り・保安検査したところ、非常用発電機などの重要機器に関する更なる13の点検漏れ発覚。 13年5月13日、原子炉等規制法に基づき、日本原子力研究開発機構に対し、無期限の使用停止を命じる方針を固める。 同月17日。原子力研究開発機構理事長が引責辞任。 同月30日。試験運転再開準備の停止を正式に命令。 14年1月、この点検漏れと指摘を受けて点検計画の内容を確認中だったにも拘らず、「見直し完了」と規制委員会に報告していたことが発覚。 そんなことならサルでもできる、オマエらあなぁ、ええかげんにせえやの、日本の原子力開発ソフト特有の伝統的なネンキの入った欠陥の大アホ・ドキチガイのあいた口がふさがらない話である。ちと信じがたい低レベルがすぎてヒビってしまいそうな話だが、こうしたことを繰り返しているとそのうちにレベル100の事故になろう。 規制庁の田中規制委員長はいみじくも語っている、「こういう組織が存続していることを許していること自体が、問題ではないか」。ごもっとも、ご同意でござる。こんな連中の言うことなす事、決して決して信用してはなるまいことを解体以外の道がないことを彼ら自身が何よりも雄弁に語ってくれる。ハードもだめ、ソフトもダメ、その責任はどこにあるのだろう、超巨額のゼニだけは聾桟敷の国民が支払わなければならない。 しかし別に何も機構だけがそうなのではない、大量の点検漏れ、データー改竄などはどこの原発でもしょっちゅうなことである、運転以来何十年間点検したことがあるのかどうかもわからない、というものもまた多いという。これはこの業界全体の体質のようである。原発は安全なのだから点検などはしなくてよい、そう考えているようである。 規制庁の田中規制委員長のことばをもじれば、「こういう組織が存続していることを許していること自体が、問題ではないか」。原発などあることを許していること自体が問題ではないか。 もっといえば、全世界の原発推進派というのはそうしたものである。よい推進派などはない、悪い推進派しかない。都合悪ければ隠し、よいかのように改竄し、とぼけ、さぼり、やらせ、茶番劇とマンザイ、こそこそこそこそと、ろくなことはしない、まともなことはけっしてしない、これが彼らがもって生まれた宿命、彼らの生きていく唯一の道であり、反省などするはずもない。 彼らが扱っている核は生命を滅ぼすもので人類とは共存できない、平和利用と軍事利用の間はない、それを扱いそれで大モウケしようという者どもだから、ワレラと共存共栄などできたりは決してしない。「推進派などが人間社会にあることを許していること自体が問題ではないか」、これが根本テーゼである、すでに世界的な流れになろうとしている。 大きなハード事故も起きている。 燃料交換用の中継機が炉内に落下し、変形、引き抜けなくなった事故 10年8月26日、中継装置をつり上げ作業中に落下させる事故が起きた。 炉内中継器というのは「もんじゅ」特有のもので、燃料棒交換に用いる設備である。また住民への通報が遅れた、住民などは聾桟敷である、通報システムの点検しなおしが求められる。 装置は長さ12メートル、重さ3.3トンというもので、ナトリウムで満たされた炉内に落下してしまい、一時は引き抜けなくなり、稼働はもとより、廃炉もできない、といわれた。廃炉もてきなければ、このままでプルトニウムが無害になる少なくとも10万年後まで、この不安定なまま置いておくより手がない。 職員が自殺された、10ヶ月のち十億とかかけてようやく引き抜きはできたという。 設計ミスだ、いやそうではない、とすったもんだと東芝と機構の間がもめていた、温度計とか設計ミスはたくさんありそうだが、それを事前に見抜ける技術の力量は機構にはなく、メーカーに丸投げするより手はない。さすがに「世界一の原発技術」である。 資源なき国が国策としてこうしたサイクルをつくろうとし、莫大な国民の財産をほかしてきた。高速増殖炉ダメ、再処理施設もダメ、外国も撤退が続き、そこ頼みもあやしくなってきた、どないにもならぬことがますますはっきりしてきた。失敗だったのだ、まだこんなものにしがみつけいているなら国を滅ぼすことになる。
アメリカ 開発は最も早く、最も早くやめている。1974年にインドが核実験を成功させて、「平和利用」であるはずの商業炉からプルトニウムが取り出せることに衝撃を受けて、商業用再処理と高速増殖炉はやめることにした。これはカーターの時代であるが、次のレーガンは推進派であったが、経済性と安全性が問われ議会が反対し1983年に高速増殖炉はいっさいやらなくなっている。 その後のブッシュがまたやると言い出した。これは高速炉でプルトニウムを増殖することを目的としたものでなく、プルトニウムや半減期の長い核種を燃やして短い物に変えようという発想のもので、「もんじゅ」とはまったく違うものであった。再処理も同じように核のゴミの量を減らすというのが目的としたものであった、しかしアメリカにはそうしたことができる研究者も技術者がもうとっくの昔にいなくムリで、オバマはやめてしまっている。 フランス アメリカのあと、高速増殖炉界の期待のホープ(日本の推進派から見て)も1991年にやめている。フェニックス(原型炉)とスーパーフェニックス(実証炉)があるが、アメリカと同じように半減期の短い核種への変換研究に使われてきたが、スーパーの方はあまりにゼニ喰いのため廃炉、フェニックスも続いて廃炉になっている。 イギリス 1994年以降は高速増殖炉はいっさいやっていない。 ドイツ 原型炉は建設したが、ヤバイを完全には排除できないということで、一度も燃料を入れることもなく1991年に廃炉。 ロシア ロシアは高速増殖炉がない、日本の推進派はやっているなどという、それは実際に順調に30年以上も動いているようであるが、プルトニウム炉ではなく、ウラン炉で、ナトリウムを冷却材にして高速で中性子をぶつけるというもののようである。軽水炉でもプルトニウムはできるからプルトニウムもできるだろうが、できるというだけのことで、特に増殖をねらったものではないようである。うまく稼働しているのは大きな事はねらわずに地味にやっているからではなかろうか。中国もロシアの指導だから同じ型のもので、「もんじゅ」のような高速増殖炉ではない。次も開発中というがどうなるのだろうか。 インド :原型炉がある、軍事用のもので、プルトニウム生産を目的とする炉のようである。「もんじゅ」とは開発目的が違う(タテマエでは) 一度廃止となれば、研究者も技術者もいなくいなる、もう一度再開して開発を進めるなどとすればゼロからの出発になるし、他国にもすでに研究者も技術者もいなく応援は求められない、また現在の世界世論の情勢からいってまずムリであろう、仮にそれでも再開するとか、しつこく続けるとか言っても、超危険なものであり、ゼニを喰うので、「すぐれた日本の技術」では成功することはまずまず望めない。 答えはクソ 2016.12.21政府は閣僚会議を開き「もんじゅ」の廃炉を正式に決定した。 1兆円以上の国費を投じて、1994年以来発電実績としては883時間、40%出力出力で運転しただけで終わった。今後はより実用型に近い高速炉開発に取り組むとも決め、核燃料サイクル政策は維持するのだそう。 小学校を落第した「もんじゅ」が、今後はノーベル賞科学者でも難しい、世界でも誰も成功していない問題に取り組むのだそう。バカは死ななきゃなおらないのであろうか。
参考文献こうした書を読まれればどうでしょう。さいわいにけっこうたくさんありますが、少しだけを。本ページでもところとごろ引かせてもらいました。ゲンデンの隣にある軍事基地の町・舞鶴ではこのような書籍を集めたコーナーは図書館にも本屋さんにもない。借りる人も買う人もないのだろう。死神の高笑いが聞こえてくるような町。 簡単に手に入れたければ、ひょっとするとアマゾンさんくらいかも… (1)『チェルノブイリ報告』(広河隆一・岩波新書) (2)『内部被曝』(矢ヶ崎克馬・岩波ブックレット) (3)『原発のコスト』(大島堅一・岩波新書) (4)『悪性リンパ腫多発地帯の恐怖』(明石昇二郎・宝島社) (5)『原発事故を問う』(七沢潔・岩波新書) (6)『プルトニウムの恐怖』(高木仁三郎・岩波新書) (7)『朽ちていった命』(NHK・新潮文庫) (8)『原発を終わられる』(石橋克彦・岩波新書) (9)『六カ所再処理工場』(小出祐章他・集英社新書) (10)『原発はなぜ危険か』(田中三彦・岩波新書) (11)『原発労働記』(堀江邦夫・講談社文庫) (12)『プルトニウム発電の恐怖』1、2(小林圭二他・創史社) (13)『原発のウソ』(小出裕章・扶桑社新書) (14)『3.11複合被災』(外岡秀俊・岩波新書) (15)『低線量・内部被曝の危険性−その医学的根拠−』(医療問題研究会編・耕文社) (16)『内部被曝』(肥田舜太郎・扶桑社新書) (17)『広島の消えた日』(肥田舜太郎・影書房) (18)『広島・長崎でなにが起こったのか』(飯島宗一・岩波ブックレット) (19)『原子力発電』(武谷三男・岩波新書) (20)「津波伝承論ノート」(金田久璋)『季刊東北学』(2011.11) (21)『動かない、動かせない「もんじゅ」』(小林圭二・七つ森書館) |
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