丹後の地名

 大飯原発

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 巨大活断層がある
 巨大事故の危険性
 もともと立地不合格
 ホントに地震津波があればドーする

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 大飯原発


ここには古いお釜が四つある、その出力は最大級。左側が3・4号機で、日本では唯一稼働中。電力不足からというより実際は関電さんの儲けのための稼働のよう、ドカンでそんな儲けなどは吹き飛ぶが、そこまでは頭が回らない…

この原発は稼働中、ドカーンとやられたらもうお陀仏です、あまり近づかない方がよろしい、事故などなくても死の灰を合法的に垂れ流しています、さっと写してすぐ遠くへ立ち去りましょう。原発は危険で、死の灰は人の手には負えないものです。

押しつけられた原発銀座。己の都合のよいように進めて、”あとは野となれ山となれ” ”ワレさえよければいい” 

 パブリック精神皆無の原発推進は、公共心弱き国のごく一部国民の間では、大もうけできそうと大歓迎されたのだが、安かろう悪かろうの悪しき日本経済、己がだけのゼニ儲け呆けてしまい、その万分の一も公共の安全には配慮してこなかった。過去形ではなく現在進行形で、悪しき権力の典型の道を歩みつづける、国も電力会社もムラもいよいよ信頼を失い続けている。
うんざりガックリのユメもチボーもない悲鳴さえ聞かれる、崇高な社会的目標も気高い科学精神も道義心も当初よりあるはずもない、ド汚いゼニにどっぷりとまみれただけのけがれはてた原発で、民衆の命を何とも思わぬ、語るも情けなくなる、若狭は私にはふるさとであるが、ここが大資本どもによって腐った放射能のクソだめに変えられてしまった、このままでは今後10万年間にわたってクソだめ以下の土地になってしまう。若狭の全機がめでたく廃炉にするまでは書き続けねばならぬよう…


 大活断層の大銀座

 若狭原発銀座の地下は断層だらけ、割れ目、裂け目、ヒビワレだらけ。
海底には現在わかっているだけでも3本。長さは一番東のものは60q、海底部分だけでの話で、これは陸地につづき敦賀湾・伊勢湾構造線である、敦賀湾から列島を横断して伊勢湾に至る全長約185km。中部マイクロプレートと近畿マイクロプレートの境界、北から、甲楽城断層、柳ケ瀬断層、関ケ原断層、養老断層、伊勢湾断層などの活断層群で、全体として左横ずれ様式の活断層帯である。ここでは天正地震(1586)、姉川地震(1909)、三河地震(1945)など、活断層地震としては最大級のものが知られている。近畿トライアングルの東を区切る大断層である。
真ん中の断層は49q、陸地に10qばかり続いている。
一番西側のものは35q、陸地の熊川断層まで含めれば60q。
もっと西側にもあるかも知れないが、こちらは京都府になり、海底などは未調査部分がおおい、しかしないわけはなさそうである。若狭にしろ丹後にしろ人口がすくない、まして国策の開発事業に支障が出そうな調査などはあとまわしである。もうけるチャンスはそうはない、これがのがせられますかいな。原発安全性が大問題になった、いまごろになってもボツボツイヤイヤでもちいとやそってでは始まらない。

 断層の長さが80qでマグニチュードは8.0、ずれ量は6.3m。40qでM7.5、ずれ3.2m。20qでM7.0、ずれ1.6mくらいになると言われる。
これらは\方向へ(北西から南東へ)続くが、これと直交する/方向の断層も多くあって、しかも大きい。花折−三方断層。上林断層。山田断層など。
若狭湾は東西から圧縮されていて、その圧縮応力を逃がすために岩盤が×型に割れる。基本的には×型の/方向のものと\方向のものの両方が形成される、これらは互いに共役(共軛)関係にあると言うそうである。
大きな断層だけ、今わかっている断層だけ、表面に出ている新しい断層だけで↑地図のようなことになる。
↑にはないが、小さい×型の断層は私のようなドシロートでも地図を眺めているだけでも無数といっていいほどに見つけられる、大センモンカ大センセどもには見えないようだが、それらのいくつかが原発直下にもありそう、ということで大問題になっているわけである。
小さなものは地表面に出ている新しい断層だけでも、こんな様子という↓。地表に出ていない、知られていない断層はこの10倍もあろうか。半島の地形など見ていれば誰でもそう考えるだろう。地下には100メートルごとに断層がありそうなことである。海岸地帯の沖積層の人間がならしてしまった土地の下も、未調査の海底も裂け目だらけだろう、津波も心配される。それぞれが仮に何万年にかに一度動く断層であったとしても、数がこれだけあれば、どれかが動いて、次の地震・津波はもう間もないと見なければなるまい。
原発というものは実際には安全でも安価でもないし、もし事故を起こせば今の「世界一優れた日本の原子力技術です」とかでは手の打ちようがなく、際限もなくゼニを喰うが、それでも安全だといえる決め手がないものだということがいよいよ明確になった。
そしてさらにこの断層銀座の大問題である。仮に国の基幹エネルギーをこうしたものに頼るなどし続けるならば、日本には未来などはあるはずはない。

『大飯町誌』より「大飯町地質図」↑

 大きな敷地が必要になる原発を若狭の地で、すべての活断層を避けて建設することはてきない。そうした土地はない。↑この断層図を見ればわかる。だから活断層が地下にありそうなことは最初からよく知っていながら建設してきたのだ。若狭に原発が建てられていく最初のうちは断層に対する規制もなかった、アメリカと同じ国だと考えていたのか、その後は規制が作られたが、事業者も規制庁もグルになってとぼけてきたのだ。これが本当だと思われる。
推進側(国と事業者と黒いバックと欲得ずく応援団)はグルになって、断層を小さく分断し、水膨張だとか、地すべりだとか、動いていても、這っていても黒豆だ、タコだイカだとか、反対しているのは一部独善的な規制庁だけだとか、一部住民だけだとか、大宣伝費と大補助金をバラまき、いつもの安い安全、電力が足りない大ウソの小細工を使い、できるだけ危険は小さく見せて、たいしたことではないと何とかいい逃れて、安全対策費をできるだけゼロに、タダで済ませたいだろう、これまでそうしてきたように…そした今後も…
ロクな調査もせずにアンゼンで〜すと30年間にわたってそうしたラッパを吹いてきた、今も吹き続けている。幸いにもその期間は若狭では地震も津波もなかったし、事故はあったがまあたいした大事故もなかったからよかったようなものの、いつ悪運尽きてそうしたことが起こると、想像してみれば、想像しなくても福島を思い起こせば、身の毛もよだつ、全世界が震える。
ええかげんなこと国民も許してきたものである、この国はまともな国なのか、の根本疑問がここでもまたわいてくる、電気があればいいというものではなかろうが、たとえタダの電気が腐るほどもあったとしても、事故を起こせばどうなるのだ、またまた愚かにも自滅への道を邁進してはいないか。
遺伝子検査でリスク80何%とかと判断されて、まったく健康な乳房を予め切断したという女優さんがいて、次は卵巣も摘出するとか…、6人いる子供のためだと彼女は語っているという。うじゃうじゃ女々しいことを言わないいさぎよい話で、映画のなかの主人公を私人としても生きているようなことのよう。
私の近くでも、母親、姉のすべてが乳がん、卵巣がんでなくなり、本人も同じような年齢で乳がん、次に卵巣に発癌し亡くなった話を聞く。ある程度は遺伝子でリスクがわかるのかも知れない、女優さんのようにすれば彼女たちも助かったのかなぁ、などと思ったりしているが、ガンの恐れですらもそうだとすれば、何千万何億何十億と続く子孫のために超危険DNAを持った原発は即廃炉の選択しかないでしょ。何をうじゃうじゃとわけのわからぬネゴトを言っているのであろうか、テメエの儲けしか頭にない死の商人どもに日本の未来がまかせられるか。何とかいったその女優のクソでももらって煎じて飲んだらどうか。
放射性廃棄物を今後10万年にわたって安全に隔離できる地層は日本にはない、また原発を安全に稼働できる土地も日本にはない。従って原発は日本ではムリ。いまさらに言うまでもなく、そうしたことは推進派でもよくよく知っている、百も知っていて、とぼけてるだけである。ウソも何百回と言えばホントになる、のヒットラー式デマゴギーを続けている。
 あくまくでも安全を確保したうえで、最小限の稼働はやむを得ない、などの意見もけっこうある、舞鶴あたりの頭のよい人ですらもそうなのだが、要するに今だに何もわかっていないようである。その安全を確保できる土地も技術もないし、この七月に作られるという安全の新基準というのは福島を踏まえてあのような苛酷事故が起きないように、起きた場合でも市民には安全なようにと作られる基準である、そうでなければ何も「新」ではない、ところが福島の詳細も経過も原因も何も調査ができない、メルトダウンが発生したのかも確認できない、底が溶けたためか、それともほかから出ているのか、確認はされていない、致死量の放射能に阻まれてわかってはいない、市民の安全も今はまだ潜伏期であって病状が出てくるのは今少し時間がかかる、だから当面は新基準は作りようもないものなのである。もしつくればそんなものは何も新基準ではない、ヤシでありゴマカシである、これまでの基準を少し高くしただけにしかならないものである。自然相手、放射能相手ではそれではまったくダメである、相手が悪い、欲得づくめの甘すぎる人間が想定するほどには相手は甘くはない、ところがそうしたウソの新基準で安全と判断されたなら稼働といっているのである。最大の汚染があったと思われる海上の調査もない、ないないない、一番大事なところ、安全判断に不可欠の箇所がいくつもいくつもノーデーターのままである、新潟の知事さんが「福島は調査していない、行政の話も聞かない、現場の話も聞かない、そんな新基準とやらが何の役に立つのか、と怒るのは当然である、外部の声は聞かないままの新基準、世界最高水準だと言うが、地震も津波もない国と比べて最高だと言っても何の意味があるのか。本当は以前のレベル7の危険基準に少し手を加えて高くし、それをクリアしたと事業者が言いさえすれば、本当に言う通りかと規制側は確認もしないで、安全だと判断し再稼働させようとするもので、それでは何も本当の安全はない。
簡単に言えば関電が安全ですと言えば、政府はノーチェックで安全と判断して稼働させよう、とするものである。規制庁といっても80人しかいないらしいし保安院(市民は「アホの保安院」という)から横滑りしてきた連中がほとんどで、しかも外部の声は無視する、何もかもを、自分たちが見落としているだろう危険をも含めてきびしくチェックなどできるわけがないのである。ことは多くの人の命にかかわることである、これでは「安全の確保」ができるわけがないのである。ええかげんなことが許されるわけがない、だから何度も何度も口を酸っぱくして言っているのである。

ゆがみ裂けて危険でヤバイだらけはただ国土の地層だけではない。日本という社会が政府がまた大きくゆがんでいる、ムリだとわかりきっている原発に道理無視でいまだしがみつく。市民とすればそうしたゆがんだ暗い未来のない日本社会と戦う、たとえ小さくとも一つ一つ火を灯していく、そうしたことを積み重ねる以外には本来の解決の道はない、安易な方法はない。

 原発に限らず古い建築物は当時の基準が甘く、現在の基準に比べると危険で、今なら作れないような危険なものもある。3.11以降もいまだに似たような安全無視の体たらく、ネズミにかじられて命より大事な冷却用電力が止まった超ローテクぶり、アホもええがけんにさらせよ、オマエらぁと心中する気はないわいと、国民は眺めている。そうしたフツー程度の常識も注意力も欠けた連中が政治判断で再稼働させたのが大飯原発である。
次は実際にはどの断層がどれほど動くかは予測できないし、何もかもが100%予測できわかるわけでもない、しかし最悪と見て対処しなければなるまい。灰色は黒と判断すべきであろう、つながっていそうならつながっている巨大断層とみなければなるまい。甘く想定すれば福島を繰り返す。推進派がどう言おうと、やがてはそれはやってくるのが自然の定理、必定で人の力では避けらることができない。

 大飯原発で問題になるのは、これらのすべての断層であるが、特には直近の一番西側の海底断層であろうか。熊川断層と一体のものと想定しておくのがスジと思われる。地球という壺のヒビワレであり、互いにつながっていないなどとは常識的には考えられない。これほどのものなら動けばマグニチュードは8近いものになろう、直下のM8なら、どんな原発も耐えられまい。

 海底地形図と重ねてみると、(だいたい)


 巨大事故の大銀座

 大飯原発は若狭では最大の巨大原発群である(日本全体としては柏崎刈羽原子力発電所に次いで第2位の発電量がある、福1が第2位だったのだが、事故で4機廃炉)、4機合わせて電力出力で471万キロワット(熱出力1369.2万キロワット)ある。これは美浜や敦賀の3倍。高浜と比べても100万キロワット以上大きい。福島第一原発の事故を起こした1〜3機の合計は202.8万キロワットであり、従ってこの2倍以上になる。
もし福島と同一規模の事故をおこせば事故の被害規模もそれに比例して、今回の福島事故の2倍の想定をしてかかるべき原発群で、若狭では最も注意が必要な決して気が抜けない巨大事故を引き起こす危険性をもった原発で、ここで大事故があれば日本が終わる原発である。
ここにあるのはどれもメガトンクラスの超巨大原発だが、その1号機は、新品の運転直後にECCS(緊急炉心冷却装置)が誤作動した。最後の緊急ブレーキが誤作動、こんな重大事故は日本では初めてのことであった。大丈夫なん、何があろうともこの装置が正確に動いてくれないと、メルトダウンである、100万キロワットがメルトダウンを起こせば日本は終わりである。人間にとっては、日本の国土にとっては巨大すぎ、スゴすぎのあまりにも危険すぎの原発群である。

 原発が小さくても大きくても30q避難というのは幼稚園様以下の想像力・計算力である、帝国陸軍は敵の戦車も自軍の戦車も同じ戦車だから、同じものとみて作戦計算を立てたという。40トンもある敵の重戦車も、ブリキのおもちゃに毛が生えた程度の自軍のものも、同じもの、なぜならそれは同じ戦車ではないか、の発想に基づく思考力ゼロの避難計画である。国は国民の安全を守る気がない、事業者の味方としか言いようがないものである。
出力制限したり、一部廃炉するなりして、同じ熱出力に、同じ使用済み燃料の量にそろえて、同じ避難範囲とするならわかるが、そうでないならば、避難範囲は各原発ごとにその出力やサイト内の使用済み燃料の量などにより異なるものである。小さい原発ならば避難範囲は小さく、大きな原発なら大きい設定になる。大飯原発は若狭では最大の設定になる。

 大飯原発群は福島事故原発群の2倍あるのだから、方向によっては60q以上でも避難対象にすることになろう、それなら国際観光都市・京都市がその中へ入ってくる。大都市近くに100万キロワット原発を4基もつくるなどは、あまりにも上からの政治的な、あまりにも幼稚な、あまりにも安全神話を信じ込んだ、あまりにも送電ロスを恐れた、あまりにもゼニ儲け本位の、あまりにも周辺の安全を無視した、ニッポンよい国つよい国式の、あまりにも「事故なんか起こすわけないでしょう」の気違いざたである。
原発は原爆と同じもの、本来は実弾装備の軍隊で外部からの攻撃に備えねばならない、内部では何重にも何重にも厳重に厳重に安全管理されねばならない、一つ間違えば原爆だからである、の認識がまったくない、現実離れのめでたき者か、超悪者の考えとしかいいようもない。
国の政治によって若狭は原発銀座となった、国は「国民の安全」などは実際は何も考えてこなかった証拠である、国民生命財産の「安全保障」、国民のために、などは実は別の魂胆があるのだが、そう言えば簡単にひかかってくれるので、表向きいっているだけの口先だけのことである。そういって大飯原発は福島以降、はじめて再稼働した。


↑ 福島と若狭を同縮尺で重ねただけのものだが、汚染の方向はその時の風次第。福島の海側のデーターがないため、重ねるにはこうした向きにしかうまい方法がない。
原発の大きさが2倍あるのだから、本当はこの地図はよいかげんである。この2倍面積の被害範囲になると見た方がよいと思われる。東西南北の方向へそれぞれ√2倍するのがいいと思われる(だいたいの計算)。そうすると…、↓


「警戒区域」は、特別な許可がないと立ち入れない。
「計画的避難区域」は、ここも立ち退かねばならない。
こうした区域のそとでも、何も安全とはいえず、特に小さな子がいる家庭は避難していて、その数は5.7万人もある(2年後でも)、そして今後もどうも戻れないなと見ているという。除染といっても家から20m以内だけが行われるだけである、放射性物質の飛散は均等にあるわけではなく、10mも違えば線量が大きく違う場合もある、線量計で実際に20m先を測れば1ミリシーベルトを超えていて、これでは戻れない。また除染すれば線量が必ず下がるとは決まってもおらず、除染物質はもって行くところもない、各自の家の庭に穴を掘って埋めている。
福島同程度の放射能拡散があれば、少なくとも30q圏内はどこであっても実際には二度と戻れなくなると見て大きな間違いはないと思われる。しっかり除染が行われないうえに、補償は2年後くらいは行われるが、その後は怪しいもののようである。多くの人は、捨てられたと思っている、事故がおこれば30q圏内は、日本近代史上に何度も行われたように、福島では進行しつつあるように、事実上は棄民ということになりそう。
 出力修正して大飯30q圏は42q圏に、高浜30q圏は39q圏となる。気象条件などで実際はさらに広いものと見るのが正確だろうと思われる。
この範囲内はただ避難計画だけでは済まない、もう一度帰ってきて住み続けるつもりだから、今住んでいる土地の汚染はどれくらいになるのか、その除染はどうするのか、どこへ除染廃棄物をもっていくのか、こうしたことも準備してよく住民には知らされなければなるまい。そして実際に事故があればたぶん二度とは戻れないだろうとも、よく知らせねばなるまい…
国に従っていれば…などとは絶対に考えてはならない。従っていたから今の状態になってしまった、レベル7が実際に発生する危険きわまりない国土となってしまった、自分でよく考えることである。
国が指示したように30q圏避難と考えられて、それ以上離れていれば安全と考えられている自治体などもあるようだが、以上のようなわけで、日本の自治体はどこにあってもそのすべてに避難計画は必要と思われる。


↑(19)所収の図。アメリカMITのラスムッセン教授の報告(1974)をここに当てはめたものという。100万キロワットPWR炉の最大事故で、気温逆転層があり、風速0.8メートルの時という。

 100レム=1シーベルトで、8シーベルトで100%死亡、4シーベルトで50%が死亡といわれる。そよ風程度の日だから、10qまで放射能がくるのに3時間30分ほどある、その間に避難しないと小浜市民全員が死亡となる計算。微風ならいいが強風ならそれだけの時間的な余裕もない。
東舞鶴の私が住んでいる所は大飯原発から23q、高浜原発から11qばかりである、もし「最大事故」があり、風向きわるければ、すぐ避難しなければ100%死亡することになる。これが最大かどうかは別としてこれも想定しておかねばなるまい。氏は語る、
「…一〇〇万キロワットの電気出力を持つ大飯一号炉、二号炉の例をみよう、図10(一一二頁)↑を見ればわかるように、人口四万程度の小浜市は、大飯発電所から八ないし九キロのところにある。ラスムッセン報告の最大規模の事故の際に七キロのところでうける線量は、約一〇〇〇レムである。これはほとんど全員が死んでしまう線量にあたる。しかも、ちょうど、図10↑の七・六度の扇形の方に風が吹くという最悪の場合は、市は全滅同然となる。しかも、大飯発電所から小浜市の間は海であってまったくさえぎるものはない。そのうえ、冬は北西季節風がいつでも吹いている。この十分の一程度の事故ならば線量が一〇〇レムとなり、ラスムッセン報告と同じ計算では死者は出ないことになるが、これは、ラスムッセン報告によると、公衆が二時間以内に避難をすることを考えているからである。避難をしなければ、二〇パーセントに近い死者が出る可能性がある。
 避難の指示はどうするか。夏期に大勢の海水浴客が来ていれば、事態はさらに悪化する。また避難訓練などが行なわれることはまず考えられない。むやみに逃げまわれば混乱を大きくするだけである。しかも、ラスムッセン報告では、すぐに医療がうけられるとしているが、こんなことはわが国の都市で多数の被曝者が出たときには、まず考えられない。平常から緊急時の体制を準備しておかない限り、大混乱になって一人も医療をうけられないという結果は必至である。
 なによりも、こういう最大規模の事故のおこる確率が、ラスムッセン報告でいっているほど小さくはないということは、前に述べたとおりである。ラスムッセン報告が発表されて以来、原子力関係者はこの報告をもち出して原子炉事故を過小に宣伝しているが、それはまったく根拠がないのである。」
とされている。
 大飯再稼働に小浜市民がテレビなどで見るとだれもかれもカンカンに怒っているのは確かな理由があるわけである。風向きが違えば舞鶴だってほぼ似たようなことで、小浜市は現在3万ほどで舞鶴人口はその3倍もあるのだが…
国や関電、自治体、さらに市民も原発大事故についての知識も経験も備えも何もなく、愚かにも長年にわたって一度も考えてみたことすらない、周辺市民の避難などは、まして10万市民全員が秩序だった避難をする、などはまったく目が向けられことはない、原発推進派どもが市民の側を向いたことなどは一度もない、世界一人の命を無視してきた、それだから世界にも例のない原発銀座になってきたのだが、それを何の反省することもないままに、今になってここから避難するなどとは実際にそれはまずムリである。
福島で驚いて仮に大まじめに計画しても、先人の知識も経験はなく、福島の経験も取り入れられず、あくまでも頭の中のもので、何も身についたものではない。普段からよほどに訓練を積んでおかないとイザの場合には役にはたたないものである。頭で考えているようなことでは間に合わず、カラダが勝手に動いてくれるようになるまで何度も訓練しなければなるまい。
未熟練以下の避難訓練なし集団のそこへ放射能が迫ってくる、目には何も見えないものである、秒速1.5mの風があれば、舞鶴はいつもこれくらいの風が吹くのだが、それは時速にすれば5.4qである、私の所なら高浜なら2時間、大飯なら4.3時間でやってくる、国にしろ、関電にしろ、自治体にしろ、もともとが事故隠しの専門家、それでメシ喰っている連中だから、福島でやって見せてくれたように、今はさらにそれ以下かも知れないが、ご都合悪いことが仮にシブシブ市民に知らされたとしても、すでにもう半分は来ている事態と見なければなるまい。あんなもんは誰も信用するバカなどはおるまい、命にかかわる大事である。大地震・大津波同時発生を予想しなければなるまいに、寸断された交通網を信じていつ来るかもわからぬバスとやらをノンキに並んで待っている時間はない、知らせがあり次第自力で避難しなければなるまい、一斉に皆がテンデバラバラにパニックに近い状況で逃げることになるより、テメエは安全な場所にいて、この状況に置かれた市民たちに「冷静な判断」などと言ってもそれは無理な勝手なネゴト注文である、いまのところは実際にはムリである。わが国のそれが悲しい情けない恥ずかしい現実である、若狭で事故があればレベル7の福島の再現しかありえそうにない。逃げられる者はそうしてとにかくシャニムに逃げるより方法はない、しかし自力では逃げられない者もまた多かろう。そうした市民は取り残されるので市民の全員が時間内に安全な場所へ避難できるとは思えず、かなりの人、万単位でかなりの被曝は避けようもない。と思われる。今のままでは、そうとしか予想できない。次善の策は、被曝医療体制を大幅に整えられよ、万単位が致死量放射線を浴びると見てである。
地震津波同時発生を組み込んでいないバッカでないのの「避難計画」とかをもって、市民説明会を当市はイヤイヤ開催したそうであるが、市民は集まらなかった。当たり前だろが、現実にはありえない甘い甘い甘い想定に立った計画の説明会など何の意味があるのか、せいぜいがゼーキンの無駄遣いをして、関電や国の味方をして市民の安全は顧みないということでしかない。放射能ガレキを持ち込もうとしたのと何も変わりはない。全員福島へ行け!原発から15キロくらいの海岸近くに暮らして舞鶴の避難計画を作れ、できるまで帰ってくるな!

本当は被曝の線量を抑えるように、原発を何機も停止・廃炉にする、経済性を無視して出力を下げる。経済とやらか命か、どちらが大事かになる。命よりもゼニが好きな人は知らず、普通は命だろう。
東海南海地震津波とか予想されてそれに備えていろいろやって対策を進めているとか、報道されたり聞くが、人口の少ない所ですら、こうしたこと↑である。あの人口密集地でもしそうしたことが発生すれば、どうなるかは想像してみるのはいいであろう。「ご心配無用。失礼ながら、舞鶴みたいな無対策無防備の裸のアホな町ではないですわいな」とおっしゃるならいいが、もしや似たようなことなら、私がここで言うよりは百倍はきびしく取り組んでもらうより、道はない。


 立地不合格の大銀座
また(19)所収のものを引かせていただくと↓ 
 アメリカの原発の立地基準(1962年)から、若狭原発を見てみれば、すべての原発がこれに合格できない。
原発を建てるには、炉の大きさに応じて、炉からの距離で、「排除地域」として、この距離内には住民が居てはならない距離が定まっている。
左下のグラフのように、若狭の場合はすべて、その距離より近い所に住民が住んでいる。要するにこれは事故があった場合は逃げる猶予がなく致死量、あるいは重大な被害が発生する線量の放射能がすぐにやってくると考えられる地である。高浜では南の小黒飯集落、大飯では大島集落の北側、美浜では丹生集落、ここには何と小中学校もあるし避難には一度原発に近づかねばならない。敦賀では浦底集落がそれに当たろう。
「低人口地帯」というのは、長期間住めば、「排除地域」と同じ被曝をする地で、ここは低人口であるべきとする。さらにその距離の1.3倍のところには人口密集地があってはならないとされている。
「低人口」というのは事故があった場合に、全員が2時間以内に安全に避難でき、二度と帰ることができなくても大きな支障がないくらいの人口しかないの意味のようである。右下の地図の紫の円内は2時間以内に全員が避難できて、二度と帰らなくとも別に大きな問題がないという地でなければ、アメリカでは原発は建てられない。


 アメリカは広いからこれくらいのことができるのかも知れないが、地震や津波の心配がなくとも、これくらいの基準である。
ぞくぞくと安全性に疑問が出てきて原発基準はどんどん厳しくなっている、こうした古い推進側の基準でもこうだということである。いま医学的科学的に住民の安全の立場でつくればさらに広い範囲となろう。
日本だってそれくらいの地はあるかも知れないが、たぶんなかろうし、あったとしてもそこは消費地から離れて、送電ロスが大きい、当時の安価な石油による火力発電と対抗できない、大消費地に近く、人口の少ない所、さらに文句を言わない、できれば大歓迎の地ということで若狭を選んだのだろうが、おとなしくしていて、あるいは大歓迎していて、世界一の原発銀座となっているわけだが実際に事故があった場合はその周辺住民の安全はない、避難できても二度と戻れない地になるということになる。古い炉、安全性低い炉は止める、大出力炉はその出力を下げる、などはただちにやっていかねばなるまい。
アメリカのマネしていれば、安全だと考えてきたようだが、こうした大事な所はマネない。国土の条件の違いによりマネはできない。断層を小さく見積もる、活断層はないとする、津波はなかったとする、苛酷事故でも避難範囲は30qとする、などなど現実には合わない想定をしない限りは原発は日本にはムリである。安全無視と科学精神の腐敗は日本原発が生まれ落ちてからの避けられない宿命といえよう。安全で健全な国とするには原発は全廃しかない。



100qまで10ミリシーベルト/年になりそうな福島事故地図(黄色の濃いところ)と同縮尺で重ねると。
線量は地図のようにベタっと一様にあるのではなく、マダラ模様で、ホットスポットもできるだろうから、黄色い所は危険な場所も出てくる、これはよほどに丁寧に計測しないとわからない、公園のベンチの上の一方側だけが異常に高いということがある、普通の物質の常識では考えられないふるまいもするようで、放射性物質の挙動というものはわかっていないところもある、普通に考えてこうだろうということが成り立たないこともある、上の汚染地図をみているだけでは本当の危険はわからない。大飯2機稼働でこの程度の圏内になり、4機稼働なら、東西南北方向はこの1.4倍になる、140q圏は大阪市、神戸市、奈良市、岐阜市などもその圏内に入る、小さい子や個人差もあるので、この圏内は避難するにこしたことはない、ここに長年住み続けるのはやはりやめた方がいいのではなかろうか。
あくまでも福島事故と同程度の前提であるが、実際の事故がこの規模になるかどうかはわからない、小さいかも知れないし大きいかも知れないが、最低でもこれくらいの想定はしておかねばならないというものである。

↓福島をそのまま重ねたもの。傾け方は根拠なくテキトー。福島の東側(海側)の汚染がひどいと思われる地のデーターがなく、ここでも表示されない。

大飯原発の出力によって修正。√2倍してある。↓


↑濃い目の緑の地域は、年間に1ミリシーベルト(0.23マイクルシーベルト/H)以上になり、チェルノブイリなら「避難権利区域」に指定される。この地域に残るも者も、移住や避難する者にもそれぞれに仕事、住居、薬、食料などが無料支援されるという。もっとも薄い緑の範囲では徹底的なモニタリングが行われる。
福島事故では東京も一部(東半分)はこうした「避難権利範囲」になっている、自称「強い国」、たぶん世界のジョーシキでは世界の最末端をいく停滞とマンネリ、後退と反動の最も遅れた最もつまらぬ国の一つに成り下がった国では何もそうしたことは行われてはいないし、その気もないようで、被爆者の安全保障すらない、最も守るべき人々、子供たちが守れない、汚染にきちんとした対処もできない、そうした政府や政治屋どもが、本心は原子力を再稼働させたいや、国の安全を国益を断固守るや、そこでオリンピックだやと、世界が大笑しそうなアホらしいネゴトを唱えて、有権者の人気は高いとか。さすがにそうした国の首都・トウキョー村である。
潜伏期間が過ぎれば放射能による健康被害が今後目に見える形で増加することであろう。汚染地図
福島は東側が海である。偏西風の風上に位置していた。死の灰の大部分は海へ飛んでいったと思われる、思わぬ大変な超幸運であった。→
(この図はどこのサイトにあったのかわからなくなってしまった、国内だけでなく世界中のいろいろな機関がこうしたシミレーションしてます。詳しくはネットで検索して下さい)
死の灰は太平洋とアメリカとカナダとロシアに飛んでいった(ごめんなさい)。日本はほとんど汚染されなかったようである。その恩寵の地上データーをそのまま使って30キロ圏避難とか言っているわけであるが、この予測シミレーション図をみれば、そうしたデーターを使ってよいわけがないことがわかる。
日本海側にある原発は決して福一のようにはいかない、偏西風に乗って死の灰は日本全土のすべてを襲って余り十分すぎるほどになる。
日本の企業にも政府にも膨大な死の灰を閉じ込める能力も気もない、死の灰は海へ流し、海へ飛ばす、これが彼らの本当の魂胆である。若狭原発の死の灰は海へ流せても、海へは飛ばせない、自分の頭に、自分の子や孫たちに致死量が降りかかってくる。
中国やフィリピン、韓国、ロシアなどからも莫大な被害賠償を求められよう。1兆円を1万円札で測ると重さ100トンにもなる。大きなタンカーに1万円札で満タンにして、何度も運ばねばなるまい。どうする、赤字で苦しむ関電さんが支払える額か。ナ〜ニすぐに大儲しますよ、ナニセ当社は独占でっせ、富を独占してまっがな、それくらい支払いますよ、というなら推進してもまあリクツとしてはいいかも知れないが、まったくもって支払いもできない者が大きな顔して、大損のシリも拭けずに国民に頭を下げねばならなくなる者が目先だけの利害にとらわれて、権力バックに推進したりするものではなかろうが、そうなったら政界のあの人たちが責任を取ってくれる、と考えるなよ、アンナモンが責任取ったりするわけもないし、取れるわけがない。オマエらと同じでそこらにおるかいな。それでもビジネスのプロか、悪徳代官とくむ悪徳商人だぞド恥ずかしい、オヤがみたら泣くぞ、この地図を社長室のよく見えるところに貼っておけ。

若狭から関西の心臓部までは100qで、東京福島間の半分、事故の潜在的な大きさは福1の3倍ほどもあるうえに、作られた位置が悪すぎるのだ。
関西人は東京ムラのようなノンキな現実を見ないヨタ話につきあってはおれない位置にある、この図は神の警告であろう、もっと現実を見てまじめにいこうではないか。

また原発に近い自治体は避難計画というのが作られつつあって、このあたりは南の京都南部や奈良、兵庫や四国まで避難するという計画が作られつつある。しかし考えてくれ、そこまで仮に避難できたとしょう。しかしそこが安全か。汚染地図
そこの方が放射能線量が高い危険性もある。再度掲げるが、右の図をよく見てくれ。これは福島事故のシミレーションだが、若狭ならこの図の赤い場所などがずっと左(西)へ寄ることになる。
事故によっては、気象によっては、避難先の方が線量が高い、最悪なら日本国内では避難できる所はない。和歌山まで避難すれば安全とはまったく限らないということをこの図は教えている、そこの方が線量が高くなろうと語るのである。
30q圏からどこか遠くへ避難すれば何か安全であるかのように言うのはまったくのヤシである、何の根拠もない子どもだましである。小さい事故でも1000qも2000qも避難しなければ安全ではない。そうした土地は国内にははない。土地が空気が水が汚染される、人間は生きてはいけない。
福島事故で4号機の燃料プールが崩壊した場合は170キロ圏は強制移住、250キロ圏までの避難を政府内では想定をしていた。こうなれば東京横浜千葉などを含むことになる。福一4号機の燃料棒は1533本である。ところがそれよりも若狭の原発に保管されている燃料棒は多いよう。大飯3・4号機の使用済み燃料は2805本(1291トン)という、高浜3・4も同じくらいと思われる、若狭原発の燃料プールが崩壊した場合は風向きも考えて福島を大きく上回る避難距離の想定をしなければなるまい。原子炉の事故も怖いが、燃料プールがそれ以上の危険性があるなどとはダレも考えていなかったのだが福一がそれを指摘した。ちょっとくらい調べてもそれぞれの原子炉に付属するように付いているプールの使用済燃料の体数なんかは出てこない、秘密なのか隠しているのか正確にはつかみにくいようである。プールは高い所にあってひっくりかえることが考えられるし、そこまでいかない事故があっても水もかけられない、放射線防護壁つき高いはしご車や水バケツから下のプールへ命中させるウデのあるへりが必須のものとなっているが、そうしたものが用意されているのだろうか。福一で日本滅亡かの危機が実際にあったにもかかわらずプールの危険などはまったくのノーマークで何もないに決まっているが、安心で〜す。正確な情報をすべて出してくれない限りは「避難計画立案」などは意味がない。それでいいのかどうかの点検もできない。
さらに同時に南海トラフが動き巨大津波が発生していれば、もうまったく逃げ場がない。海外在住の国民の生命財産を守のは国の責任、集団自衛権が必要などと、いかれ政治屋どもが大ダヌキ顔負けの芝居をうっているが、それは何か別の目的がある口実でしょう、チミたちクズにそんな高邁なる責任感や使命感などかあるはすがないではないの、国内にいる数千万国民の命を守る気すらまったくないことはこれを見ればわかるでしょ、と考えるのが国民としては当然ということになってくる。チミたちが守りたいのはアメリカと大資本だけなんでしょ、となる。

平成26年3月京都府と舞鶴市発行の『原子力防災のしおり』↑掲載の図である。
250キロ圏などはまったく書かれていないのでワタシが付け加えておいた、右図の下側の円弧がだいたいの線である。この線でも十分とは言いがたい。ふるえてくる。ふるえない者は人ではない、ホンマのアホだぞ。
こうした図を作るなら福一事故を研究し、この線は十分に承知していることだろう、知っていながら描かないのは関電さんや政府をヨイショするもの以外の何者でもなかろう。避難してガラアキになった地へワレラが避難するのか。これが「大安全」「大安心」だ。琵琶湖が汚染されるのにその川下に避難するのはバカの骨頂である、どんな「大安全」「大安心」水を飲むつもりか。
燃料プールが崩壊するような事故になれば、250キロ以上まで避難しなければ意味がない、もちろんそうなれば、京都大阪神戸名古屋などの大都市も避難しなければならず、その膨大な人口のため実際は避難などはできまい、そこで死んでくれということになる。
事故がこれほどに達すれば、誰にも責任が負えない、一企業や一政治屋や一政党や一政府には負えるわけがない。天皇を引っ張りだして「ワケ分からず」の言い訳をするくらいしかなかろう、いつかの歴史のように。絶対に勝つと思っていても大敗することがあるし、絶対に安全だと思っていても大事故になるかも知れない、人間では将来はわからないのである。
地震も津波も想定外にしたような避難計画を作成するのはやめよう、原発再稼働ヨイショのネタ丸見えのヤシでしかない、このシミレーション図のようなことになるならば、ここにいた方が線量は低いかも知れない、もし避難するなら海外まで避難先を求めなければならない。大好きなアメリカ本土もやばくなる、まあぼろくそに言っている北朝鮮や中国なども受け入れて貰わないことにはどうにもならない。しかし船も飛行機も外交もまったく足りていない。
避難よりも再稼働させない、燃料プールの安全強化あるいはどこかへ持って行ってもらう方法を考える方がずっとましであろう。逃げるべき者は住民ではなく、原発であり、それを稼働させようという関電であり、国であり、何とかいう政党やその配下の地方首長や地方議員どもどもマスゴミではなかろうか。






 「割れ鍋に閉じ蓋」とはこのこと
ホントに大地震や大津波があったらドーするの


どこまでマヌケなのか。ムラは何も学ばない、何も考えないの象徴。国やムラと一体になってシャニムニ進めると、ここまでバカとなるという実例。「楽観妄想」という言葉が心理学にあったかどうか知らないが、あればこれはそれに当たろうか、しかしこれほどに危険な心理状況はない。それとも思考停止、脳死状態とでも呼ぼうか。いずれもすでに危機の制御が不可能になっているようなことである。さてさて割れ鍋にはどんな閉じ蓋がされたのであろうか。
レベル7の大事故を目の当たりにしてもナニも意識変革が見られない関電さんも一人前の良識ある企業として今後も生き残りたければ、市民の側に、世界に目を向けていく路線が避けられまい。ムラばかりを見つづけて、それ意外は不倶戴天の敵のように思い込んでおられるのは根底から改められることである。しっかりして下されや。

大飯オフサイトセンター
事故があった場合、事故収束対策や住民避難などの緊急事態に対応するためのセンターである。しかし法律ができたために、作ったというだけというのもののようである。何も本気で原発の危機に対処しようという精神はない様子。
写真を写している位置あたりから先、国道27号も、建物が建っている土地もすこし以前までは海だったところで、その海面を埋め立てて作った土地で海抜は2メートルくらいではなかろうか、地盤は悪かろうし、電源を隣接する発電棟の1つの発電機から取っているが、津波地震対策なく、地震で大きく傾き大波でもくれば発電はムリ、また空気浄化フィルターもなく、放射能が来ればアウトである。事故の場合はここへ各自治体などからも職員がやってきて、避難の指揮を執るそうであるというから、冷笑をかっている。ここはあくまでも小さな事故だけを想定したものである。巨大原発の大事故にはどうするか、それは想定していないとしか考えようがない。

『日本経済新聞』のWeb、
福井の想定津波、最大8メートル超に 大飯原発は2.52メートル 」によれば、
福井県は(2012年9月)3日、日本海側で発生した地震で県沿岸部に到達する津波の予測結果を公表し、坂井市では最大津波高が8.68メートルに達すると明らかにした。同市では若狭湾沖の地震により約30分で最大の津波が到達。再稼働した関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)には最大2.52メートル、高速増殖炉原型炉もんじゅ(敦賀市)には2.80メートルの津波が到達するという。小浜市では6.50メートルの津波が観測される。敦賀原発(敦賀市)では3.48メートル、美浜原発(美浜町)で1.84メートル、高浜原発(高浜町)で3.74メートル。…
小浜市は東隣でそこが6.5mならば、同じ湾内にあるここ大飯オフサイトセンターも同じく6.5mだろう。県はさらに同センターの津波想定を高さ1.5メートルと見直したそうである。
これほども当てにならない津波想定とやらは歴史的世界的大記録であろう、たぶん記録としても長く人類史に残されることであろう。全世界の目と耳が福井県に集中しているのだぞ。わずかなハナクソゼニでようもここまでやるわい。もっともっともっともっとド真剣になってむしり取っているのならまだしも、雀の涙金くらいで、ようも恥も外聞もなく、関電県、関電町といわれるなかで、またしてもチミたちの言うことは何も信用できないではないか、子供でも信じまい。実態通りにそう名を変えたら…。
ここから読み取れば、若狭湾津波想定は8.68mということだ。あとは関電筋の圧力がかかって科学的根拠になしに引き下げたということだろう。バレバレで、だいたいの想像ができる。かりにも自治体だろが、しっかりせんかい!関電県や関電町くらいならそれもまあ可愛くてけっこうかも知れないが、それをいつまでも続ければ地獄県とか地獄町とかよばれるようになるかも知れないのだ、そうならないうちにしっかりしろ!

大飯原発には免震重要棟がない。代替として30坪の40人程度で満室になる会議室があるので安全なのだそうで再稼働させた。しかしそんなもので対処できるはずはない、空気はフィルターがついているとかいうが、飲料水や食料は置くスペースがあるまい、自分らは人間だということも忘れたか、外部からの支援が一切なくとも1週間はここでがんばるというが、覚悟はカッコよろしいが人間には「72時間の壁」がある、これを越えるて閉じ込められると生存率は5%に落ちる、脱水で死ぬ、水はぜひ備えられよ、頼りない政府は何もチェックしない、実際に大事故になれば、放り出して逃げ出すより道はない、人間がそばに居ても何もできない、居ても意味はない。最新の400人が収容できる免震重要棟があっても東電は撤退しようとした、加圧水型は事故の場合は大事故になりやすいといわれていて、仮に福島程度の免震重要棟があっても巨大原発の大事故では何も有効な対処はできまい。免震重要棟はあまり意味がないと、安全だと大ウソをこいて大儲け、しかしそううまくばかりはいかないだろう、危険と見ればすぐに逃げる、古来、三十六計逃げるに如かず、というではないか、100万キロワット原発事故のような超強敵相手に、どこのバカがこんなたよんない孤塁にとどまったりなどしますかいな、あとは知りまへん、国やそんなもんを選び続けた国民が悪いですがな、そうしたことか。逃げるも立派な兵法だが、ここではあまりにも無責任というものではなかろうか、そんなことなら初めから稼働させる資格はない。

福島は事故が起きる9ヶ月前に、重要免震棟が完成していた、平成19年に発生した新潟県中越沖地震の教訓から建てられた免震構造の建物。できたばかりのものだから最新の設備が整っていた、この重要免震棟がなければ、事故対策は出来なかったに違いないと一般には言われている。しかしあっても事故は実際には食い止めることができなかった。この棟があったおかげで、実際はどれくらいの減災効果があったのが具体的に知りたい、想定外の苛酷事故ではどこまで有効なものか、ないよりはましだろうが、何でもできるというものでもなかろう、有効の限界、撤退せざるを得ない事故の限界を知りたい。
先例や福島の教訓があっても関電は国も腰が重く、こうしたオソマツでお茶を濁そうして、再稼働ばかりを言っている。


外部電源
青戸入り江をまたぐ送電線

青戸入り江をまたぐ送電線

青戸入り江をまたぐ送電線
大飯原発で発電された電気はこの送電線で送られる。青戸入江も国道27号もまたいで、鉄塔と鉄塔の間は1キロ以上はありそう。超広角でも一発で写せない。いつだったか大雪と強風のためこの箇所で送電トラブルが発生して、電気が送れなくなり、1・2号機が自動停止したことがあった。雪や風でもヤバイので地震などでは送電できなくなることも考えられる。切れると大飯原発は外部電力全喪失になり、回復には時間がかかりそう。メルトダウンになる。それをねらって何者かがこの鉄塔の破壊を企てるかも知れない、警察では頼りなく、強力な軍隊をこの位置に駐屯させて守らなければならない、長い送電線を武装ヘリでパトロールしなければならない、何ともうっとうしい軍国主義の話になってくるが、それでも武力では守れないだろう。
原発社会とはそうしたことである、原発を安全に稼働させるためには軍国国家へと変質が迫られることになる、武力あって、戦争できる戦力あってはじめて稼働できるというものであり(実際に守れるかは不明だが)、軍艦や核武装軍国のエネルギー源ならいいかも知れないが、平和な市民社会にふさわしいエネルギー源としては根底から相容れない性格をもつのである。軍隊費用も機密保護費用も市民の不自由損害賠償費用も原発が持ってくれるだろうか、高い税金を払ってしかも実際には何も安全は守られない、何と言っても超頼りない政府や自治体、企業と財界でしかないのは、福島の通りということになる。こうしたテロにヤバイ場所の写真をわざわざ写して、日がな一日見てましたが、警官なんかダ〜レも見回ってなかった、などと警備状況をネットなどで公開すれば将来は有罪となるかも知れない、たぶんなるだろう、条文には明記されずに恣意的にどんどんとそうなるのではなかろうか、最終的には死刑とする気であろう、いや、どれを秘密にするかは専門家学者先生に検討してもらいますから、などと言っているが、だいたいそうした連中が信用できないし、仮にまともであっても、秘密、公開の線引きは難しい、正確にはあいまいでビミョー、プロ中のプロでもできはしない、結局はクソ政治屋の政治判断にまかせられる、原発と同じである、こうした法律をつくろうなどとする者は腹はそうなのである、ケンペーを復活し増やしたいのだろう、しかしそれでも国民の安全はまったく守れなかった歴史を思い起こそう。守ろうとしているのは国民の安全では決してなく、自分の安全だけなのである。

所内に幾台かの非常用発電機を置いている。電源と水がなければ冷却できず、メルトダウンとなる、事故原発の命の綱である。大飯原発は狭い場所で、周囲からは山で隔てられた孤立した所にある。原発を襲う自然災害は、この非常電源も同じように襲う、原発が大きな破壊をうける災害時に、同一場所の非常電源装置だけは安全なわけはない、狭い同一の所内へ命の綱も一緒に置くのはたいして利口なこととは思えない。少し離れた所に複数おくのか非常電源と思う。イザの場合の命綱、救命ボートなのだから、事業者まかせではなく、しっかりした基準をつくれよ。外部電源を失ったうえに非常電源も失うと福島である。


連絡道
原発のある大島はもともと陸路がなく、船でつないでいたところである。大島は縄文土器や遠賀川式の弥生土器が出る、文化はまずここから若狭へ入った先進地のようだが、長い間陸の孤島であった。そこへ原発のために道を作ったのだが、はたしてそれは地震や津波にも大丈夫なものであろうか。


陸から来るばかりとは限るまい、潜水艦で来たらどうする。
補給軽視の伝統的日本人的発想の情けない道である。何かあればどうにもなるまい。「世界一優秀」などと馬鹿げた思い上がった思い込みは捨てて、外国人を入れて謙虚に再度検討することが求められる。高速と直結した高速品質の高規格道にするべきだろう。


ベント設備
ベンチレーターは換気扇とか排気扇とかいった意味で、ベントは炉の圧力を外へ逃そうという仕掛けであるが、関電は「大飯原発にフィルター付きベント設備を2015年に備える」と言ってはいる、しかしそもそも大飯原発にベント設備が付いているのかは、何とも言わずこうした大事な情報を隠していて不明になっている、そうしたことで普通ではベントはないといわれている。関電としてみれば、あると言えばあるし、ないと言えばないし、の状況なのか。
ベントがすでにあって、それをフィルター付き(放射性物質を漉し取る)にすることはできようが、もともとからない場合は、ベントのような設備は後付けでくっけられるといった性格のものではない、パソコンに後付けでハードディスクをつけるというのと違う、それなら当初より想定された後付けで問題はないが、そもそもベントがもとからない原子炉につけるという場合は、イモに足をつけてタコにしようというもので、当初設計の根本にかかわるもので、まあまともなベント設備はムリと見るのが正解と思われる。
フィルターがついているからといって、放射能が100%漉し取れるわけではない、いくらかは外へ放射能がでてしまうが、そのフィルターつきのベントもないなら、停止し廃炉にするしかないでしょ、それ以外には選択肢はない。2015年に設置などは言ってお茶を濁しているだけで実際は千年たってもできないだろう。設計者にそんなことは不可能です、と言われよう。ごまかしでベントもどきのようなものをつくる気なのかも知れない。

関電さんのHPによれば、↓

■原子炉格納容器
 ・原子炉格納容器は、現実に起こりそうもないような事故を想定して、大きな圧力に耐えるだけの強度および耐震性を考えて設計されています。
=アイスコンデンサ方式(1・2号機)=
 ・格納容器の周りに設けられた1、944本のバスケットに、約1、250tのブロック状の氷を入れ、事故時に発生する蒸気を急速に冷却し圧力を下げる方式です。
=プレストレストコンクリート製方式(3・4号機)=
 ・格納容器のコンクリート壁内部にPC綱より線(テンドン)を入れて、あらかじめ格納容器全体を締め付けておき、事故時に発生する大きな圧力に耐える方式です。

自慢げなこの図や書き方などから判断して、こうした方式で内圧に耐えようとしていて、炉内の放射物質が環境に出てしまうベント方式は考えてはいないように思われる。世界のジョーシキとしては、加圧水型はベントがない、といわれている。
こうした炉のどこかにあとで穴をあけたりすれば、風船に針穴をあけるような話で炉全体の耐圧力が失われてパンと一気にはじいてしまうかも、原子炉工学専門家の意見を聞きたい。


万一、事故で水素が発生して建屋内に水素が溜まった場合は、建屋にドリルで穴をあけて水素を逃すのだそうである。なんともまさかのローテクな話でホンマのことかと思ったが、本当らしい。福島などの沸騰水型は格納容器内は窒素が封入されていて水素爆発が起きないといわれるが、加圧水型はそうした仕組みはなく、水素が漏れるとすぐに爆発が起きやすいといわれる。
すごい話で「日本の原発技術は世界一優秀」と国やメーカーどもが大自慢するはずだ。水素が溜まってしまうと電気ドリルのスパークから水素が引火爆発し、作業者も吹き飛ばすので、溜まる前に誰かがこの建屋の円い屋根↑にドリルを持って登り、穴をあける作戦という。何か情けなくて涙と笑いが一度に出てくる話であるが、現在はそうしたことで「日本の原発は世界一安全」として稼働を続けている。本当は暫定稼働だったが、正規の稼働かのように動き続けている。輸出もしたいそうで、何かの巨額のバック援助と組み合わせるのではなかろうか、儲かりゃええ式のなりふりかまわない原発輸出などは責任ある国がするような話ではなかろう、所詮は世界と未来の見えない政権でしかないようである。
原子炉の壁
原子炉の壁↑
これは美浜原発のPR館に展示されている実物大の模型。何号機のものかは不明だが、一番左が原子炉容器で厚さは約20pの鋼鉄製である、この左側が炉心で原子分裂が行われていることになる。
この20pの壁が壊れた場合の対策を考えているわけで、炉心の高い圧力が右側に出てくることになる。その場合は右の厚さ約3pの鋼鉄製原子炉格納容器と、さらに右側の厚さ約1メートルの鉄筋の入ったコンクリート壁(外部遮蔽壁)で防ぎ閉じ込めるという設計のようである。
全電源喪失のメルトダウン秒読みの苛酷事故で、ものすごい量の水素が発生しているさなかに、そうした作業がタイミングよく、固そうな壁(大飯3・4号機は厚さは1m以上もあるし、テンドンとか言っているように↑鉄筋の入った高性能コンクリート+鋼鉄の内張(原子炉格納容器))を相手に足場の悪い場所で、しかも余震でかなりゆれるなか、実際には確実に作業できたり、仮に穴があけば、その小さな穴からうまく水素が逃げてくれるのであろうか。
写真で言えば、右側から左に向けてドリルで二つの壁に穴をあけるという作戦である。
福島でも建屋にドリルであけろとか、自衛隊にミサイルで穴をあけてもらえ、とかあった問題で、実際には何もできず、爆発させた。そうしたことは言うだけのもので実際にはムリではないのか、原発ドームの外側にあとづけでしっかり固定した足場を取り付けたりすることは炉の安全上限界があろう、ええかげんなものしかつくれまい、うり二つの模型を制作して水素を多量に発生させ、震度6くらいのユレを再現して、高さ65メートルもあるから上はよくゆれよう、とにかく作業実験をし確実に水素を逃せるところを国民に見せてもらいたい。実験して日本原発とはこんなローテクレベルのもん、「世界一優秀」は大ウソと、全世界に見せて笑って泣いてもらえ。頭の中だけ固く信じているのかも知れないが、それはへにもならない、実験で確かめずには安全などとは言えまい。
また仮に穴があけば目論見通りに水素が逃げるかも知れないが、問題はその穴からは放射能もまたダダ漏れで多量におそらくすべてが出てくることである。こうしたドームは放射能が外部に漏れ出ないようにするためのものである。それに穴をあければ当然にも出てくる。フィルターがついていても、新潟県などは大問題にしているのに、福井県はフィルターなしで放射能を出す計画に黙っている。
沸騰水型は建屋があってその中に格納容器があって、その中に原子炉がある、いつくも壁があっていくらかは漏れを防いでくれよう、建屋に穴があいても、出てくるのは10%くらいか、しかし加圧水型は、ここの3・4号機などは特に図にあるように↑、一番外の建屋が格納容器であって、これに穴をあけると原子炉まで何も遮るものはなく、ドバっと放射能の全量が外に出てきてしまう。福島のように原子炉に穴があく事故があれば、出てくる放射能は福島の10倍という計算になり、避難範囲は30キロではく100キロとするのが正しいのではなかろうか。
1・2号機は二つの壁に穴をあけなければなるまい。見ただけでも困難な話である。発生した水素は燃やすとか吸収するとかそうした仕掛けも考えられているという、本当に有効かは実験で確かめねばなるまい。。
もともとが原発は安全、事故なんかありえないという思想のもとに作られているもので、それは間違いでしたから、安全装置を付けてくれ、と言ってもムリが多い、設計当初の想定外の何かあれば実際にはどうしようも手はなく、あとづけで対処もできず、廃炉にするか、ウソこいて稼働させ、あとはただ神のご加護を祈って何とかなってくれるのを待つより人間には残された手がほとんどない。


対津波性能と耐震性能
堤防の高さ。現状は5メートル。それを平成25年度には8メートルにかさ上げするという。現状はいうまでもなく、かさ上げされた8メートルでも、福井県の津波想定高さ8.68mにすらも足りない。
海底地震の地滑りなどのほか単に月の引力による潮汐作用によっても潮位の変化はある、有明海では6メートルにもなるというし、カナダのファンディー湾の干満差はなんと15メートル、アマゾン川のポロロッカは12メートル、朝鮮の仁川でも10メートル、狭い若狭湾内にもし多量の海水が押し寄せると地形の関係から潮位は2倍3倍に高まる。潮汐は現在の科学でも予知できるが、地震津波はずっと複雑な力学でここ当面の科学では予知できず、いつどれくらいの規模のものが発生するかを知ることが出来ない。現在の人間の知恵では明日発生するかもわからないがそれを知ることはできないものである。起きるわけないでしょ、などとは誰も言うことはできない。確率はゼロではないのである。

シミレーションによれば、大飯4号機では、1260ガルを越えると高電圧開閉装置が破損して冷却機能を失う。津波は、11.4メートルで交流電源をすべて喪失する可能性が出てくる、とされている。それ以下ならアンゼンだというのである。
高さ65mもある大きな風袋の建物だから地震には強くはなかろう。日本では11メートルの津波はよくあるもので、若狭湾では発生しないという想定根拠は何もない。1260ガルは震度6強くらいで発生すると考えられているようである。丹後大震災(昭2・M7.3)は震度6強と思われ、福井地震(昭23・M7.1)は震度7とか言われている。活断層上にあればガルはさらにさらに高くなると予想される。実際の最近のあれくらいのレベルのユレがもし近くであれば、大飯原発は耐えられず、日本は終わることになりそう…。
07の中越沖地震(M6.8)では柏崎市で震度6強、柏崎刈羽原発3号機では2058ガルを記録した。これから判断すれば1260ガルは6弱でも発生するかも知れない程度になる。震度6弱程度なら日本はどこでも起こりうる、活断層がなくても起こる、今起きるかも知れない日本ではなじみのフツー程度の地震らしい地震といわれる。若狭のような場所は6強も十分にあり得ると想定しておかねばなるまい。
原発は地震津波のない国に適応した技術であって、それをそのまま持ってきても日本では何もまったく安全といえるような性能は持ってはいない。日本では原発はもとより、ニューヨークの摩天楼のような超高層の建物などは建てないのが知恵というものであろう。


 原発直下の活断層
F−6と呼ばれる原発直下の断層が活断層か地すべりか、という問題。活断層上なら普通はどんな建築物も建てたりはしない、それがもし原発なら即時停止廃炉。もし地すべりなら稼働もありえるということになる。過去に関電がこの断層について行った調査の資料や写真は「紛失した」とか、関電さんはいっている、都合わるいものはよくこうしたことになる。都合のよいものなら決して紛失したりはしないだろう、舞鶴の地下構造とか敦賀半島の地下構造から類推して大飯も安全といい、かんじんの大飯の地下調査のデーターをださないという、おいおいバレバレではないか、安全といいたいのならその調査データーを出せばいいのだ、それが出せないのなら疑われても致し方あるまい、どうやら関電さんとしては、本心はこれは活断層だと賢明にも見ているようだが、信頼薄いガクシャセンセの間では現時点では結論は出ていない。彼らは断層はどうでもよく、社会の様子を見ながら自分がトクになるように判断しようということのようである。本来は政治性なく欲得なしの、科学的技術的立場から発言することが求められているセンモンカがいつから政治屋や自己欲の片棒担ぐようになったものか、このゆがみ、断層がこんにちの原発問題を生んできたのではないのか。
もし判断を誤り社会に害を与えれば資格はすべて剥奪し社会から追放するくらいの制裁が必要なのかも知れない。
イタリア中西部ラクイラで2009年4月に309人の犠牲者を出し、約12万人が被災した大地震で、事前に地震を適切に予測できなかったとして科学者6人と元政府職員1人が過失致死罪に問われた裁判が2012・10・22、ラクイラ地裁で行なわれ、被告7人全員に禁錮6年の判決が言い渡された。という。これはきびしくて、検察側求刑の禁錮4年を上回る厳しい判決が下った。また裁判所は7人を終身の公職追放処分にするとともに、地震被災者に対する900万ユーロ(約9億4000万円)以上の損害賠償と裁判費用の支払いも命じた。そうである。
地震国津波国は最低でもこのイタリアなみにくらいにはしようではなかろうか。9億円も請求される、それがないからスズメの涙のゼニや利権にド恥ずかしくもなく簡単に「判断を誤る」のではなかろうか。政治屋や官僚そのほかの関係する者ども全員にも同じように求めるべきであろう。
そうしたことを言われましても、自然のことなのでセンモンカといえども正確な判断はできません、というのなら、センモンカといってもたいした学問ではありません、自然相手ですからとバカと同じ程度のものですと謙虚な態度をとってもらいたい。
判断がむつかしい場合はより安全な方を選択するより仕方あるまい、これは活断層の疑いを完全には比定できません。人間の知力では活断層と見ておくのが安全です。停止ですと。

ガタガタやアカン、は原発の方なのか、それとも日本社会なのか、それとも一人ひとりの日本人のアタマのなかなのだろうか。
若狭原発は、こう日本人の一人ひとりがその責任をきびしく問われることになる。
原発というものが、まともな科学的検証も技術的検証も社会的検証も何もないままに、いかに政治的に権力にゼニにものいわせてゴリ押しに進められてきたかを、ここでも証明している、民主も公開も自主もない、そうした体質が何十年と染みついていて、それはもう変えられない、レベル7の大事故後でも続いている、見るのも触れるのもまして書くのもイヤになる信じられないヤミの不条理のアンタッチアブルな世界である。商業用原発では世界的にも珍しいものではなかろうか、安全は世界一遅れている、何十年も遅れていると言われるのは本当だろうと思われる。安全のないようなものは何もネウチがない、それがいつの間にか「世界一安全な日本の原発」「世界一優秀な日本の原発技術」となって、輸出するのだそうである。もしもそんなモンを買う国があれば、お客様には失礼だが、ちいと、いやいやだいぶにイカレてませぬか、買うといってるが売っても大丈夫なのかと心配が湧いてくる。
何もまともな科学的検証もないままに、そういうことが自称としていわれて、それか本当なのだと信じ込んだかのようにそういう方向になっていく。ゼニと権力と暴力にまみれた日本の地下世界の象徴として原発はある。





 大飯停止、大飯廃炉でも、死の灰の量は最大で、危険も最大。処理費用も最大、見通しはたたない。


発電量最大は地元にはいる原発麻薬マネーも最大になり自治を腐敗させる、死の灰も最大、危険は二乗三乗されて最大になる。死の灰の最終処分費用も最大。
 若狭は原発銀座と呼ばれる、狭い場所にこれほど原発が集中する所は世界にないといわれる。
1970年の敦賀一号機(沸騰水型軽水炉35.7万kw)、GEのフルターンキー方式で建設、大阪万博に電気を送ったことに始まる。ターンキー方式というのは何から何までGEにお任せで作ってもらい、発注者は、あとはキーを回すだけというもの。
 万博の頃といえば、私は20代だったが、日本のあの当時のアメリカ無条件崇拝は今では信じられないほどにスゴイものであった。確かに当時のアメリカは神ほどもスゴかった面も持っていたかと思うが、だからと言って無条件崇拝をすればとんでもないことにもなりかねない。
ベトナム戦争の頃で、私などはかなり批判的な方だったと思うが、私より少し年上になれば、アメリカとは神様だと思っていたのではなかろうか、摩天楼が建つ風景などには子供のようにあこがれていた、そうしたものを一度でも見てくると自慢して自慢して大変なものだった、アメリカ批判などしようものなら、恨む、根に持って恨む、恨みつづける、それも一人前以上のれっきとした技術者がそうであった。ナニこれ、これで大丈夫なの、と不気味に思った記憶がある。原子力の技術者ではないが、技術者であれば、科学的に物的証拠や実証された理論に基づいた論理的な頭脳をしているものと思っていたが、そうではなかった。ただ信じているだけで、証拠に基づいて反論してくるのではない、ただ大人げなく恨むだけであった。
技術者とは本来革命家だと、マルクスだったと思うが、どこかでそう書いていた記憶があってすっかり失望したのであったが、何か試みれば今よりは必ずよくなると、そう信じる者だと。このたぶんマルクス説は、たぶんそれは自主的な自分の頭で考える本物の技術者を言っているのであって、普通の技術者の多くは、ほかの分野でもそうであるように、多くはサラリーマン技術屋で、上から言ってくる課題をいやいやこなしているだけのもの、実際に使う者の現場の立場にたって、少しでも使いやすいように、安全なようによくしていこうなどとはまったく考えてもいないし、そうした精神はまったくない。上が言ってきたことだけをやっているだけのもの、上には何も疑問を持たない、自分で作ったものを自分は使ってないのか、よくこんな物が作れるもの、車でもそうらしく、「いろいろ改善したいので、現場や販売の立場の意見を書いてくれ」などと言って来るので、いっぱい書いて送り返すんですが、一つも反映されたことはありませんな。と聞く。
どこも似たようなことであるらしい、私もどこであれ、こんなあたかも民主的なような事を言ってきても、いっさい何も書かないことにしている。一生懸命に書いてやっても、それが反映されたことはこれまで一度もなかったからである。
そうしたことで、「日本の世界一の技術」などと言われても、私は信じることができない、最も優れた部分だけをみて、全体もそうであろうと、悲しくも妄想し期待し願ったものであろう。ではそうした技術者の一人でも紹介したらどうか、ムラの中から…

 原発も同じである、自分の身の危険なのがわからないのか、コントロールルームや本社などにいて自分個人は放射線の危険はないのかも知れない、しかし実際に炉で働いている下請け労働者はかなりの被曝をしている。燃料を作るまでにも、それを処分するにも被曝する。彼らは自分の身内ではないのか、自分と同じではないか、それには何も感じていないのか。自分が被曝していてたぶんかなりの健康障害を負っているという現実。彼らの、何でもない、自分自身だが、その被曝なしには1キロワットすら発電できないという現実。それは隠し、あるいは目をつぶり、何の対策もないまま、住民の皆様、原発安全です、などとネゴトを平気でいって、その論理破滅にも気づかない神経。
レントゲン技師が被曝するのとは違う、これは皆の健康を守るために避けられないかも知れないが、労働者労務者の被曝は、何のためのものか。電気のためか、しかし電気はこの方法でなくても発電できる、いくらでも代替手段がある。こうしたものは人間の神経をした技術ではない。原発作業者の日々の被曝には目をつむり、知らん顔、どこが世界一の原発技術か。どこが世界一安全な日本の原発か。


 関電では最大の、そして現在稼働している唯一の原発である。時の権力が国民の安全無視で政治判断で稼働させて、選挙で大敗した原発である。ここには4基ある。

1号機 2号機 3号機 4号機
形式   PWR  PWR  PWR  PWR
電気出力 117.5万KW 117.5万KW 118万KW 118万KW
熱出力  342.3万KW 342.3万KW 342.3万KW  342.3万KW 
運転開始月日 昭和54年3月 昭和54年12月 平成3年12月 平成5年2月
 経年年数(平25で) 34年目  34年目  22年目   20年目
死の灰の量   37トン 37トン   24トン 21トン 
 広島原爆換算  3万7千発分 3万7千発分  2万4千発分  2万1千発分 
注。(19)によれば、
 「核分裂に必ず伴うのが「死の灰」であることは、「人畜無害」と宣伝しながら進められている「原子力発電」 でも、変りはない。一〇〇万キロワット規模の原子力発電所では、約一〇〇トンの濃縮ウラン燃料が必要であり、そのうちの三分の一、約三〇トンが、毎年取り替えられる。これがいわゆる使用済燃料である。ところが、この使用済燃料には大量の「死の灰」が含まれている。ウラン一グラムを燃やせば、一グラムの死の灰が生ずる。一〇〇万キロワットの発電炉では、一日当り三キログラムのウランが分裂して死の灰になると計算されている。これは、広島原爆の三発分ずつの死の灰が毎日生産されている勘定になる。」
 「原子力発電が他の発電方式と著しく異る点は、原子炉の中で膨大な量の死の灰を作り出し、内部にためこんでいることである。一〇〇万キロワットの電力をつくる発電所であると、一日の運転で約三キログラムのウラン235が消費され死の灰に変ってゆく。広島型の原爆はウラン235の約一キログラムの爆発であるから、発電炉の炉内にたまる死の灰の蓄積量は大変なものである。それに加えてウラン238がプルトニウムになって、それもたまってゆく。また、炉の内部の物質の中には、中性子線の照射によって放射能をもつようになるものも少くない。
 平常の運転時はもちろん万一の事故時にあっても、発電炉の中の放射性物質の微小な一部分でも外界に漏れ出ることのないような工夫に成功することが、原子力発電の実用化への必須の前提条件である。」

 「死の灰の量」は、↑これにより、稼働率100%で計算したもの。再処理のためすでに持ち出された分や短寿命核種の減衰も計算には入れず、数値はまったく厳密なものではなく、あくまでアバウトな目安です。
100万キロワットの原子炉だと年間広島原発1000発分の死の灰をつくる。自然減衰で10年後で千分の一くらいになる。それからはあまり減衰しない。大飯原発全体では、これまでにだいたい広島原爆10万発分の死の灰を生産してきた。それらの死の灰は今もだいたいはここに貯め置かれている。自然減衰するがいつまでたっても百発分くらいは残ることになる。福島で漏れた分量くらいである。
地震、津波、事故など「想定外」に対して、その保管は本当に安全なのかが問題になる、六ヶ所の稼働が見えず、どこへも持って行く所はない。


 参考
別に全若狭が原発大賛成であったわけではない。


断層ということで廃炉になるといえば地元経済はどうなるのだとか、地元が反対するとか、何者かに背後で繰られているのか、冗談か、断層判断を下した規制庁へ文句をいう、そんな報道もあった。地元といってもその立地自治体の狭い範囲の地元一部住民であるが、しかしそれは別の問題であろう。言って行く所がちがうのではないか。原発を推進し安全を考慮してこなかったイカレタ連中のところへ、そんな所へ安易に飛びついた軽薄な連中ところへこそ文句を、悪魔も震えそうな血走ったコワ〜イ目をつり上げて言うべきでないのか、それで気が治まらないなら頭の皮でも剥いでやればよかろう。キミたちの周囲でもキミたちのような人間ばかりでなく原発推進に反対した人がいただろう、今だって地元住民のすべてが廃炉に反対しているわけではあるまい、それには耳も貸さないワルノリしすぎたキミたちにも問題があろう、キミたちも慎重さを欠いていたのだ、誠にはすべての住民の本当の利益を代表するほどのものでもなかったのだ。目先の欲に目がくらみ国策にたやすくだまされた者が最後にいきついた悲鳴というのかも知れない。文句はそのスジへ言うのがよかろう、大事故を起こしたらそれこそキミたちや地元経済はどうなるのだ、規制庁の科学的判断に文句をいう一部わけのわからんヤクザのような地元民、そう言われても文句もいえまい、どうした連中がどうした手段で原発を推進してきたか舞台裏がよく透けてわかるというもの、原発と心中したいのはかまわぬが、しっかりとスジを通せよ、ことは日本全体の世界全体の大問題だぞ。

さて、『大飯町誌』によると、
「大飯原子力発電所
当町に所在する関西電力(株)大飯発電所は、加圧水型軽水炉で電気出力一一七万五、〇〇〇キロワットが二基設置されており、その規模は我が国最大級である。
 この原子力発電所の誘致の経緯を見ると、昭和四十一年(一九六六)六月、永谷刀禰町長死去に伴う後任町長選挙に当選した時岡民雄が、過疎からの脱却と、大島地区住民の百年の悲願であった大島陸路の建設を実現するため、関西電力大飯原子力発電所の誘致を決定し、四十四年(一九六九)四月、町議会においても誘致決議がなされた。四十四年調査工事に関する仮協定が締結されたが、四十五年時岡町長の再選と同時に、吉見地区の調査工事並びに原電道路、青戸の大橋の建設工事が開始された。そのころから住民の間で、原発設置に対して反対する運動が始まり、「大飯町住みよい町造りの会」が発足、いろいろ反対運動が展開、町内はあたかも賛成と反対の二派に分かれたかのような状態になった。
 四十六年七月仮協定が破棄され、反対派の住民により、町長リコール署名運動が開始された。これにより時岡は、これ以上の紛争の拡大を避けるため、自ら辞任を決意した。
 四十六年八月、永谷良夫が無投票により町長に当選、原発諸工事の一時中止を求め、当時の町議会は一〇対四でこれを否決した。
 四十七年三月、国の原子力安全委員会は、大飯発電所の安全性を認可したが、なおも町長と町議会とは一時中止に関しての対立が深まり、一部住民の反対運動もますます過激化していった。
 同年三月、こじれた論争による町の紛争を収めるため、町長・町議会の両者は、中川県知事に両派の紛争あっせんを依頼、解決を図った。翌月四日発電所の建設を前提として、県・町・関西電力(株)は基本協定正調印、工事の一時中止に踏み切り、一応解決をみたのであった。四十七年十月から建設工事が始まり、一号機が五十四年三月、二号機が同年十二月にそれぞれ営業運転を開始し現在に至っている。
 一方、五十六年八月、関西電力(株)から大飯発電所一、二号機の運転実績と、我が国の将来におけるエネルギー情勢を考慮して、大飯発電所三、四号機増設計画に係る事前調査の申し入れがあり、同年十月町議会の促進決議がなされ、これを踏まえ町は各種団体や各集落ごとの町政懇談会を開催し、町民の意向を把捉するとともに、国等の動向を見極め、同年十二月調査の同意を決めた。五十七年五月、県知事から自然公園法等による調査の許可を受け陸・海・空における環境影響調査が進められ五十八年六月に調査は終了した。
 また、五十九年十一月第一次公開ヒアリングが開かれ、六十年一月、県知事の同意を得て、電源開発調整審議会の計画に組み入れられている。六十一年十一月には原子力安全委貞会によるダブルチュックとして地元意見を聴く会(第二次公開ヒアリソグ)が開催され、六十二年五月建設工事が開始された。

 大飯発電所の建設等の経緯
昭和四四・ 四 大飯町議会、原子力発電所誘致決議
  四五・一〇 大飯一、二号機、電源開発調整審議会承認
  四六・ 一 関西電力(株)、大飯一、二号原子炉設置許可申請
  四六・ 五 自然公園法許可、敷地造成工事開始
  四七・ 四 建設工事一時中止
  四七・ 七 福井県、大飯町、関西電力(株)の間に安全等に関する協定、地域開発協力協定締結
    〃   原子炉設置許可、建設工事再開
  四七・一〇 大飯一号機着工
  四七・一一 大飯三号幾着工
  四八・一二 大島漁協、関西電力(株)漁業補償等に関する協定締結
  四九・ 六 「青戸の大橋」開通(全長七四三b)
  五四・ 三 大飯一号機営業運転開始
  五四・一二 大飯二号機営業運転開始
  五六・ 八 関西電力(株)大飯三、四号機増設に係る事前調査を大飯町に申し入れ
  五六・一〇 大飯町議会増設促進決議
  五七・ 五 自然公園法等による事前調査許可
  五八・ 六 事前調査終了
  五八・ 九 関番電力(株)、大飯町、福井県に大飯三、四号機増設申し入れ
  五九・一一 第一次公開ヒアリング実施
  六〇・ 一 大飯三、四号機電源開発調整審議会承認
  六〇・ 二 大飯町、福井県、大飯三、四号機増設事前了解
  六〇・ 二 関西電力(株)、原子炉設置変更許可申請
  六一・一一 地元意見を聴く会(第二次公開ヒアリング)実施
  六二・ 五 大飯三、四号機着工

 功労者表彰
 電源立地にとりわけ功労があったとして昭和五十八年度には、元町長の時岡民雄(当時八〇歳)、六十一年度には、元町長の永谷良夫(当時六六歳)、また、六十三年度には前町長の猿橋貫一(七一歳)が、それぞれ内閣総理大臣表彰を受けた。」



 どこでも賛成派と反対派に分かれる、大飯町でも同じでかなり長い期間にわたって戦われ、最終的にどちらかに落ち着く。これは日本全体でも同じであった。
最終的に原発を受け入れることになった若狭の住民たちをバカやアホのように思っている人もけっこういるようだが、それなら原発を受け入れた日本に住んでいる自分自身も同じようにバカアホということになろう、しかも被爆国で原発にたよる、もしもの場合の恐ろしさをケロっと忘れ、馬鹿げた宣伝に乗せられてしまう、かなりの大バカでんなといわれても致し方あるまい。
日本社会全体の縮小版がおおい町である、自分が住んでる社会とは無縁なバカな田舎町と見てはならない、それは自分の住んでいる社会を縮小版にしてよく見えるようにしたものである、偉そうに思っている自分自身のまことの姿がそこにある。
いやワシの町は違う、おおい町とは違うなどと言える町が日本には1つでもあるだろうか。
若狭の問題は日本の全体に共通した問題であり、若狭人の悩みは日本人すべての悩みである。同じように福島の問題は自分の問題である。こうした地をよく知ることによってのみ日本全体の未来も開かれることになろう。





参考文献

こうした書を読まれればどうでしょう。さいわいにけっこうたくさんありますが、少しだけを。本ページでもところとごろ引かせてもらいました。
ゲンデンの隣にある軍事基地の町・舞鶴ではこのような書籍を集めたコーナーは図書館にも本屋さんにもない。借りる人も買う人もないのだろう。死神の高笑いが聞こえてくるような町。
簡単に手に入れたければ、ひょっとするとアマゾンさんくらいかも…

(1)『チェルノブイリ報告』(広河隆一・岩波新書)
(2)『内部被曝』(矢ヶ崎克馬・岩波ブックレット)
(3)『原発のコスト』(大島堅一・岩波新書)
(4)『悪性リンパ腫多発地帯の恐怖』(明石昇二郎・宝島社)
(5)『原発事故を問う』(七沢潔・岩波新書)
(6)『プルトニウムの恐怖』(高木仁三郎・岩波新書)
(7)『朽ちていった命』(NHK・新潮文庫)
(8)『原発を終わられる』(石橋克彦・岩波新書)
(9)『六カ所再処理工場』(小出祐章他・集英社新書)
(10)『原発はなぜ危険か』(田中三彦・岩波新書)
(11)『原発労働記』(堀江邦夫・講談社文庫)
(12)『プルトニウム発電の恐怖』(小林圭二他・創史社)
(13)『原発のウソ』(小出裕章・扶桑社新書)
(14)『3.11複合被災』(外岡秀俊・岩波新書)
(15)『低線量・内部被曝の危険性−その医学的根拠−』(医療問題研究会編・耕文社)
(16)『内部被曝』(肥田舜太郎・扶桑社新書)
(17)『広島の消えた日』(肥田舜太郎・影書房)
(18)『広島・長崎でなにが起こったのか』(飯島宗一・岩波ブックレット)
(19)『原子力発電』(武谷三男・岩波新書)














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