丹後の地名プラス

そら知らなんだ

丹後国神名帳(与謝郡編)
(そら知らなんだ ふるさと丹後 -17-)


/https://775maizuru.jp/

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そら知らなんだ ふるさと丹後
シリーズ


帰化人と渡来人
志楽と阿良須
真倉と十倉
笶原神社
九社神社と加佐(笠)
枯木浦と九景浦
女布
爾保崎
丹生
三宅
日子坐王と陸耳御笠
麻呂子親王の鬼退治と七仏薬師
源頼光と酒顛童子
元伊勢内宮と元伊勢外宮
丹後国神名帳(加佐郡編)
丹後国郷名帳
丹後国神名帳(与謝郡編)
丹後国の5郡
丹後国神名帳(丹波郡編)
丹後国神名帳(竹野郡編)
丹後国神名帳(熊野郡編)
天橋立伝説
浦島伝説
羽衣伝説
竹野媛と丹波大縣
日葉酢媛と朝廷別命
徐福伝説
シンデレラ伝説
安壽姫伝説
古代の土器製塩(若狭・丹後)
億計・弘計二王子伝説
飯豊青皇女・市辺押歯皇子伝説
冠島と沓島
幻の凡海郷
母なる由良川
由良川舟運
由良川の水害
由良川の村々と社
福知山20聯隊の最後①
福知山20聯隊の最後②
加佐郡は新羅郡
与謝郡は新羅郡
田邊・田造郷①
田邊・田造郷②
拝師(速石)郷(丹後国与謝郡)①
拝師(速石)郷(丹後国与謝郡)②
民族大移動の跡か!?
鳥取①
鳥取②
幻の倭文
伊吹①
伊吹②
息長①
息長②
奥丹後大震災①
奥丹後大震災②
丹後のオニ伝説①
丹後のオニ伝説②
大蛇伝説①
大蛇伝説②
火祭①
火祭②
福知山二十聯隊の最後③レイテ戦と二十聯隊の全滅
福知山聯隊の最後④インパール作戦と15師団
伝承郷土芸能①
伝承郷土芸能②
伝承郷土芸能③
伝承郷土芸能④
伝承郷土芸能⑤
伝承郷土芸能⑥
産屋
子供組
村の年齢集団-小中学校
村の年齢集団-青年団
舞鶴の古墳①
舞鶴の古墳②
日本海側の古墳
蛭子山古墳
網野銚子山古墳
神明山古墳






少年易老学難成、一寸光陰不
脳が若い30歳くらいまでに、せめて千冊は読みたい

友を選ばば書を読みて…と与謝野鉄幹様も歌うが、子供の頃から読んでいるヤツでないと友とも思ってはもらえまい。
本を読めば、見える世界が違ってくる。千冊くらい読めば、実感として感じ取れる。人間死ぬまでに1万冊は読めないから、よく見えるようになったとしても、たかが知れたものである。これ以上の読書は人間では脳の能力上、生物の寿命上、言語能力上不可能なことで、コンピュータ脳しかできまい。



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『丹後の地名』は、「FMまいづる」で月一回、「そら知らなんだ、ふるさと丹後」のタイトルで放送をしています。時間が限られていますし、公共の電波ですので、現行の公教育の歴史観の基本から外れることも、一般向けなので、あまり難しいことも取り上げるわけにもいきません。
放送ではじゅうぶんに取り上げきれなかったところを当HPなどで若干補足したいと思います。

古代丹後の神名帳-2-


 与謝郡の神名帳


『延喜式』↓



比定社
現在の所在地

現在の社殿  延喜式内社
与謝郡廿座
大三座小十七座
 
当サイト内へのリンク(主なもの)
参考
籠神社
宮津市大垣
(コノ・コモリ)神社 名神大。月次新嘗。 籠神社
物部神社
野田川町石川
物部(モノゝヘ)神社 物部神社
物部郷
弥刀神社
野田川町上山田
弥刀(イヤトノ)神社 弥刀(みと)神社
須代神社
加悦町明石
須代(スシロノ)神社 須代神社
坂代神社

宮津市小田
現在は社はない 布甲(フカフ)神社 布甲神社
普甲廃寺
宇豆貴神社
加悦町与謝
宇豆貴(ウツキノ)神社 宇豆貴神社
阿知江神社
加悦町温江湯の谷
大虫神社に合祀 阿知江(アチエノ)神社 阿知江神社
謁叡郷
久理陀神社
宮津市栗田
久理陀(クリタノ)神社 久理陀神社
多由神社
多田神社
宮津市田井
与謝野町石川
  多由(タユノ)神社 多由神社
多田神社
宇良神社
伊根町本庄浜
宇良(ウラノ)神社 宇良神社
矢田部神社
野田川町石川
矢田部(ヤタヘノ)神社 矢田部神社
阿知江山+石部神社
加悦町岩屋
阿知江山+石部(アチエイソヘノ・イハヘ)神社 阿知江イソ部神社
倭文神社
野田川町三河内
倭文(シトリノ)神社 倭文神社
三重神社
大宮町三重
三重(ミヘノ)神社 三重神社
丹波郡三重郷
木積神社
論社多数
  木積(コツミノ)神社 木積神社
板列神社
岩滝町岩滝
岩滝町男山


板列(イタツラノ)神社 板列稲荷神社
板列八幡神社
板列はイタナミと読んでいる、ハンナミ、ハナナミとも
杉末神社
宮津市杉末
杉末(スキスヱノ)神社 杉末神社
吾野神社
加悦町加悦
論社多数
吾野(ワカヤノ・ワカノノ・ワキノ)神社 吾野神社
大虫神社
加悦町温江
大虫(オホムシノ)神社 名神大 大虫神社
小虫神社
加悦町温江
小虫(コムシノ)神社 名神大 小虫神社


式内社は、延喜式の巻9・10の「延喜式神名帳」に記載された神社。延喜式内社とも、式社ともいう。原則として祈年祭(きねんさい)の官幣、国幣の奉幣にあずかる神社で、3132座の記載がある。式内社は大社、小社に区別され、その基準は幣物の多少であったという。

祈年祭 (きねんさい としごいのまつり)
奈良・平安時代に、毎年陰暦2月4日、神祇官及び国司が五穀の豊穣と国家繁栄を祈願する祭礼で、収穫を感謝しておこなわれる新嘗祭とは対になる祭り。古くは神祇官や国司により、全国の神社に弊帛がささげられた。伊勢神宮を始め全国の神社では今日でも2月17日を中心に大祭として執り行っている。
シモジモは「初詣」といって、どうぞ今年もよろしくお願いしますと氏神様や有名社などに詣でている。

式内社の中には、祈年祭以外の祭にも幣帛に預かる神社があり、社格とともに記されている。
名神(みょうじん)
特に霊験著しい「名神」を祀る、臨時祭の名神祭が行われる神社。全てが大社であることから名神大社(名神大)という。
月次 (つきなみ)
月次祭(6月と12月の年2回行われる祭)に幣帛を受ける神社をいう。
新嘗(にいなめ)
新嘗祭(毎年11月に行われる一年の収穫を祝う祭)に幣帛を受ける神社。
新甞祭の官幣を受ける大社304座は、京中3、大和128、山城53、摂津26、河内23、伊勢14、紀伊8、近江5、播磨3、阿波2、和泉、伊豆、武蔵、安房、下総、常陸、若狭、丹後、安芸がそれぞれ1座ある。

丹後にはないが、ほかには
相嘗(あいなめ)
相嘗祭(新嘗祭に先立ち新穀を供える祭)が行われる神社。
相甞祭の官幣を受ける大社69座は、大和31、摂津15、山城11、河内8、紀伊4座。

論社(ろんしゃ)
似たような名や来歴の神社が2つ以上あって、どれが『延喜式』に記されている神社か決定し難いものをいう。
またまったく手かがりなく、不明になってしまった社もある。



 「室尾山観音寺神明帳」与謝郡六十八前
 『両丹地方史』(88.5)所収の「室尾谷観音寺の神名帳について(杉本嘉美)」より。
いわゆる国内神名帳で、丹後国司が作成した丹後国内の神社の神名・神階を記したもの。神社名に一部には訓注が付けられているが、いつの時代のものか、正しいかかは不明。寺院では神々の招聘に、このリストを使ったものであろうという。
今のどの神社にあたるのかの比定は、先人の研究に見当たらず、というか、このリスト自体が知られていなかったようで、郡誌や市町誌などにもなく、私の判断で行ったものです。

比定神社
所在地
社殿画像 神階 神社名 備考 参考
籠神社
宮津市大垣
正一位 (カゴノ)大明神 式内社 籠神社
大虫神社
加悦町温江
正一位 (ムシ)明神 式内社 大虫神社
小虫神社
加悦町温江
従一位 小虫明神 式内社 小虫神社
  従一位 (カゴ)若宮明神
橋立神社
宮津市文珠
従一位 橋立明神 橋立明神
滝馬神社
宮津市滝馬
従二位 ()明神 滝馬神社
須代神社
加悦町明石
従二位 (シロ)明神 式内社 須代神社
木積神社
論社多数
  従二位 (ツミ)明神 式内社 木積神社
鎌倉神社
加悦町滝
従二位 鎌倉明神 鎌倉神社
物部神社
野田川町石川
従二位 物部明神 式内社 物部神社
野田川町石川カ   従二位 石河明神 石河庄
稲崎神社
野田川町石川
従二位 伊奈佐岐(サキ)明神 稲崎神社
  従二位 (ツツ)川吉明神 筒川庄
阿知江山+石部神社
加悦町岩屋
従二位 磯部(イソベ)明神 式内社 阿知江イソ部神社
  従二位 須志(スシ)明神 宮津市獅子か
  従二位 津社(ツモリ)明神
  従二位 下津社明神
  従二位 伊西伊津木(イツキ)明神
久理陀神社
宮津市栗田
従二位 栗田姫(クリタヒメ)明神 式内社 久理陀神社
宇豆貴神社
加悦町与謝
従二位 四月(ウヅキ)明神 式内社 宇豆貴神社
吾野神社
加悦町加悦
従二位 吾野(アガヤ)明神 式内社 吾野神社
板列神社
岩滝町
  従二位 板浪(イタナミ)明神 式内社 板列八幡神社
板列稲荷神社
弥刀神社
野田川町上山田
従二位 水門(ミカド)明神 ミトと読むと思われる。式内社 弥刀神社
多由神社、多田神社
宮津市田井、野田川町石川
  従二位 ()明神 式内社 多由神社
多田神社
布甲神社
宮津市小田
今はない 従二位 深生(フコウ)明神 式内社 布甲神社
普甲寺廃寺
三輪神社
岩滝町弓木
従二位 三和明神 加佐郡の二石崎坐三輪社は与謝郡に移動したと伝える、当社がそれか 三輪神社
木積神社に合祀
杉末神社
宮津市杉末
従二位 粉末(スギスエ)明神 式内社 杉末神社
宇良神社
伊根町本庄浜
従二位 (ウラ)明神 式内社 宇良神社
穴石神社
野田川町四辻
従二位 ()明神 アナシと読むか 穴石神社
穴石神社
阿知江神社
加悦町温江湯の谷
  従二位 竭?(カソテ)明神 謁叡か
大虫神社に合祀
阿知江神社
  従二位 枚岡(マイオカ)明神
倭文神社
野田川町三河内
従二位 委文(シドシ)明神 式内社
シトリ、シズオリと読む
倭文神社
谷田部神社
野田川町石川
従二位 笑田(ハタ)明神 式内社 式内・矢田部神社
  従二位 (ツツ)河明神 筒川庄
新井崎神社
伊根町新井崎
従二位 (ニヘ)明神 新井崎神社

  従二位 郡立明神
高森神社
大宮町延利
従二位 古森(コモリ)明神 高森神社
須津姫神社
宮津市須津
従二位 住津比女(スミツヒメ)明神 スヅヒメ 須津姫神社
須津彦神社
宮津市須津
従二位 住津比子(ヒコ)明神 スヅヒコ 須津彦神社
  従二位 拝師姫(ハヤシヒメ)明神 ハヤシヒメ 拝師郷
  従二位 拝師比古明神 ハヤシヒコ 拝師郷
  従二位 穫奈内津比女(エナイツヒメ)明神
  従二位 朝田国住(アサダクニスミ)明神
  従二位 市部大西田(イチベセタ)明神
小聖神社
野田川町下山田
従二位 垂聖(タレヒジリ)明神 小聖神社
  従二位 今井(コリ)主明神
若田神社
宮津市日置
従二位 (アサ)田比女明神 若田神社は、浅田神社と若宮神社を合祀
  従二位 賣布(ウリフ)明神 メフと読むのだろう 売布、女布の水銀朱の神社であろう
  従二位 絹巻(キヌマキ)明神 宮津市日置に絹巻の小字
  従二位 与謝国主明神 丹波道主を祀るか、丹波王国時代の一宮と思われる、興味惹かれるがどこか
荒木神社
宮津市今福
正四位上 荒木(アラキ)明神 荒木神社
  正四位上 荒木(アラキ)明神 上と同じか
  正四位 湯上(ユカミ)明神
  正四位上 生根(イクネ)明神
  正四位上 府院地主(フインジヌシ)明神
大命神社
野田川町石川
  正四位上 ()明神 大命神社
  正四位上 西太(セタ)明神
  正四位上 浅前(アサマエ)大世田明神
苦無神社
野田川町上山田
正四位上 久奈世(クナセ)明神 苦無神社
苦無神社
  正五位下 息津嶋(イキツシマ)船翼明神 冠島の船魂神社か
しかし島なら加佐郡になる
  正四位下 (カゴ・コモリ)大西太(ヲウタ)明神
高峰神社
宮津市里波見
正五位下 高峯(タカノミネ)明神 高峰神社
  正五位下 徳社明神
  従五位上 田中明神










 音の玉手箱
 精神に翼をあたえ、創造力に高揚を授ける、音の宝石


  Historia de un amor:ある愛の物語



(205) Historia De Un Amor (live) - Ksenya Nikora & Nikorason'g, compositor - Carlos Eleta Almarán - YouTube
(205) Guadalupe Pineda - Historia de un amor - YouTube
(231) ラテン ある恋の物語  HISTORIA DE UN AMOR - YouTube

Historiaは歴史かと思っていたが、物語と訳しているよう。過去のある愛の物語、切々と悲しい

関連情報





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50音順

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京都府船井郡京丹波町
京都府南丹市

若狭・越前
市町別
 
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